Spotifyが高音質サービス「Spotify Hi-Fi」の提供に向けて、ユーザーの反応を調査していると報じられています。その音質を聴き分けられるかのテストが公開されました。

高音質の「Spotify Hi-Fi」が水面下でテスト中

昨年秋に日本でサービスを開始したストリーミング音楽配信最大手のSpotifyが、高音質のオプション「Spotify Hi-Fi」の提供に向け、一部のユーザーを対象にサービス内容を少しずつ変えて反応を調査するA/Bテストを行っていると報じられています。
 
Spotifyは公式に認めてはいませんが、「Spotify Hi-Fi」は月額9.99ドル(日本では980円)の有料サービスに追加するオプションとして、テスト対象となったユーザーに、5ドル(約550円)から10ドル(約1,100円)の料金が提示されています。

ロスレスオーディオの情報量は「一般」の約9倍

Spotifyは通常、デスクトップ向けには160kbps、モバイル機器向けには96kbpsのビットレートに圧縮して配信しています。有料のプレミアム会員は、高音質の320kbpsが利用可能です。
 
一般にロスレスオーディオと呼ばれるのは、ビットレートが1,411kbps以上とされており、単純計算すると約9倍の情報量となります。

3つの音質、あなたは聴き分けられる?

音楽を圧縮する際、人間の耳には聴こえない領域の情報を除去することでファイルサイズを小さくする手法が用いられます。高音質になるほど、圧縮率は下がり(除去される情報が減る)、ファイルサイズは大きくなります。
 
米メディアThe Vergeは、その音質の違いは一般人には聴き分けることが難しいレベルだ、として、3種類のビットレートで聴き比べてみてほしい、と3曲のサンプルを公開しています。
 
音質は「一般」の160kbps、「プレミアム」の320kbps、そして「ロスレス」の1,411kbpsで、「これがロスレスだ」と思うものにチェックをつけられるクイズ形式です。
 
「Spotify Hi-Fi」 The Verge
 
テストの結果、一発で正しく回答できたのは43〜49%ほどと、半数を切っています。あなたは一発で聴き分けられますか?
 
筆者は3曲中、1曲しか正解できませんでした。
 
 
Source:The Verge
(hato)