5日、韓国外交部の尹炳世長官が、前日亡くなった元慰安婦を実際には弔問していないにもかかわらず、代理の人物によって芳名帳に尹長官の名が記されていたことが分かり騒ぎになっている。写真は中国・南京の利済巷慰安所旧跡陳列館。

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2017年4月5日、韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官が、前日に亡くなった元慰安婦の女性を実際には弔問していないにもかかわらず、代理の人物によって芳名帳に尹長官の名が記されていたことが分かり、騒ぎになっている。

ネットでジャーナリスト活動を行う「メディアモング」は4日、元慰安婦イ・スンドクさんの弔問に現れていないはずの尹長官の名が記された芳名帳の1ページの写真をツイッターで公開した。写真の「姓名」欄には「尹炳世」、「備考」欄には「外交部長官」と見える。メディアモングはこれについて「弔問に来てもいないのに、いつもこんなふうだ」と指摘し、慰安婦問題に対する政府や外交部の消極的な姿勢を批判した。尹長官の代理で弔問に訪れたのは、外交部の鄭炳元(チョン・ビョンウォン)東北アジア局長だったという。

韓国メディアの中にはこれを「弔問したように外交部長官がうそをついた」と見出しを打ち報じるものもあり、ネット上でも一般ユーザーから外交部や長官への批判の声が相次いで上がっている。記事には「どこの国の外交部だ?」「恥ずかしいったらない」「やることなすことうんざりだよ」「礼儀がなってない」「この国ときたらまったく…」といった声のほか、「こんな長官は日本に追い出そう。税金がもったいない」「親日は頼むから日本に消えてくれ」など厳しい声が並ぶ。

また「これも朴槿恵(パク・クネ前大統領)の仕業?」「安倍さん(安倍晋三首相)の命令かな?」などといぶかるコメントのほか、「次期大統領に真っ先にやってほしいのは外交部改革だ」と、来月に迫った次期政権誕生に期待をかける声もあった。(翻訳・編集/吉金)