どうなる大宮…J1で開幕5連敗を喫したチームの降格率は「××%」

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5試合を終えた2017シーズンのJ1。

ここまで最も厳しい時を過ごしているのが大宮アルディージャだ。

昨シーズンの年間順位で5位に入った大宮アルディージャは、開幕からまさかの5連敗スタート。

シーズン序盤から川崎フロンターレ、FC東京、鹿島アントラーズなど強豪との試合が続いているというエクスキューズはあるものの、最悪に近い出だしとなっているのだ。次節には首位を走るヴィッセル神戸との一戦が控えており、大宮にかかるプレッシャーは小さくない。

そこで今回は、過去のJ1において開幕5連敗スタートを切ったチームのその後の成績を調べてみた。

降格の制度が導入されてから該当するケースは他に4つある。

1例目:1999年の京都サンガ(1stステージ)

第1節 柏 1-0 京都
第2節 京都 1-3 横浜FM
第3節 清水 1-0 京都
第4節 京都 0-1 C大阪
第5節 磐田 2-1 京都
第6節 京都 1-2 鹿島
第7節 浦和 0-1 京都(連敗ストップ)

▼開幕6連敗スタート
→年間順位12位でJ1残留(1stステージで14位、2ndステージで9位)

※当時は16チーム制

2例目:2002年の東京ヴェルディ(1stステージ)

第1節 仙台 1-0 東京V
第2節 東京V 2-3 磐田
第3節 名古屋 1-0 東京V
第4節 東京V 0-1 柏
第5節 京都 5-1 東京V
第6節 東京V 1-1 神戸(連敗ストップ)

▼開幕5連敗スタート(開幕から6試合連続未勝利)
→年間順位10位でJ1残留(1stステージで12位、2ndステージで4位)

※当時は16チーム制

3例目:2011年のアビスパ福岡

第1節 福岡 0-3 新潟
第7節 清水 1-0 福岡
第8節 福岡 1-2 鹿島
第9節 仙台 1-0 福岡
第10節 横浜FM 3-2福岡
第11節 福岡 2-3 G大阪
第12節 磐田 4-1 福岡
第13節 名古屋 5-2 福岡
第14節 福岡 0-3 C大阪
第15節 神戸 0-0 福岡(連敗ストップ)
※東日本大震災の影響で第2から第6節までが延期

▼開幕から9連敗スタート(開幕から14戦連続未勝利)
→17位でJ2降格

4例目:2014年の徳島ヴォルティス

第1節 鳥栖 5-0 徳島
第2節 徳島 0-2 C大阪
第3節 横浜FM 3-0 徳島
第4節 徳島 0-2 柏
第5節 広島 3-1 徳島
第6節 徳島 0-4 川崎F
第7節 神戸 3-0 徳島
第8節 徳島 0-4 清水
第9節 徳島 1-2 新潟
第10節 甲府 0-1 徳島(連敗ストップ)

▼開幕から9連敗スタート
→18位でJ2降格

調べてみた結果、J1開幕5連敗を喫したチームが降格する可能性は「50.0」%。

1999年の京都と2002年の東京Vは開幕からの連敗数を「5」から「6」でストップさせ、その後勢いを取り戻し、残留を成功させている。

一方、2011年の福岡と2014年の徳島は開幕からなかなか結果が出ず、ともにJ1ワースト記録となる9連敗をマーク。長いトンネルから抜け出すことができず、結局シーズン後にはともにJ2降格となった。

京都や東京Vの例を見ると、「開幕5連敗」というのはまだまだ挽回可能な状況であるようにも感じられる。重要なことは福岡や徳島のようにズルズルと行かないことであり、次節の神戸戦で勝利すれば逆転での残留にも光明が差しそうだ。

しかし、京都や東京Vが残留した当時は2ステージ制が採用されており、両者はともに2ndステージで立て直したという違いがある。まだ評価するのは早いものの、「50%」という確率は実に不気味なデータと言えよう。