自動ブレーキ普及のきっかけとなった「EyeSight」をはじめ、「ボクサーエンジン」こと水平対向エンジンやシンメトリカルAWDといった独自の機能で人気のスバル。

ですが、2016年はそういった独創的な機能よりも、クルマづくりにおける土台を刷新し、「動く・曲がる・止まる」という基本性能を見直したのが特徴。新プラットフォーム「スバル・グローバル・プラットフォーム」をもとに開発したモデルに要注目です。

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■インプレッサ

新プラットフォーム「スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)」採用の第一弾として登場した「インプレッサ」。

走行性能全体の底上げだけでなく、持ち味である安全性についても進化。ステレオカメラで車両と歩行者を検知する「EyeSight」は最新のver.3を搭載し、さらに歩行者との事故が多い日本の事情を背景に歩行者用エアバッグを国内メーカーとして初採用。しかも、いずれの安全装備も全車に標準装備される点は「さすが」の一言に尽きます。

 

ラインナップは、1.6Lと2.0Lとスペックの異なる2種類の水平対向エンジンのほか、セダンの「インプレッサG4」も用意。妥協が一切ない走行性能と安全性能を携えながらも、最安で192万2400円というプライスも魅力的。

■XV

ジュネーブショーにて世界初公開されたコンパクトSUV「XV」。3月9日から先行予約を受け付けています。

新型でも「インプレッサ」と同じく新プラットフォーム「SGP」の採用をはじめ、「EyeSight(ver.3)」や「歩行者用エアバッグ」も全車に搭載されています。

ただし、最低地上高は200mmまで高められ、4WDシステム「シンメトリカルAWD」にはエンジン・トランスミッション・AWD・VDCを統合制御する「X-MODE」を内蔵するなど、見た目から想像できるように悪路走破性も魅力のひとつに。

■レヴォーグ

「インプレッサ」と「XV」とは違い、新プラットフォーム「SGP」ではありませんが、当初は日本専売としてデビューしたワゴン「レヴォーグ」も見逃せない一台。

ボディは全長:4690mm×全幅:1780mm:×全高:1485mm(1490mm)と手頃なサイズでありながら、9.5インチのゴルフバッグをそのまま4セット積載できる容量(522L)を確保するほど、巧みなパッケージングを実現。

パワートレーンは1.6Lターボと2.0Lターボの2種類にCVTを組み合わせ、いずれも4WDです。なお、安全装備については歩行者用エアバッグは未装着ですが、「EyeSight(ver.3)」は採用。

デビューから細かな改良が行なわれており、16年には専用エアロパーツやボルドーの内装、さらにはビルシュタイン製ダンパーを装着するスポーティグレード「STI Sport」も追加するなど、商品力には衰えを感じさせません。

(今 総一郎)

新世代へ着実に移行、スバルの最新おすすめモデル、TOP3【2017年版】(http://clicccar.com/2017/04/05/459402/)