87歳女性客、トイレ使用を拒まれ失禁(出典:http://www.telegraph.co.uk)

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長時間のフライトに苦痛を感じる人は少なくはない。このほどアメリカからイギリスへ向かうブリティッシュ・エアウェイズ機に搭乗していた87歳の女性客が、乗務員にトイレを拒否され失禁してしまうという事態が昨年12月に起こっていたことが明るみに出た。

英『The Telegraph』など複数メディアが伝えたところによると昨年12月22日、米ロサンゼルスから英ロンドンのヒースロー空港へ向けて出発予定だったブリティッシュ・エアウェイズ(英国航空)は、滑走路で90分の遅れとなっていた。

乗客のKocharik Tsamouzianさん(87歳)は、搭乗してすぐにトイレに行きたくなった。離陸までかなり待たされていたために、Tsamouzianさんは乗務員に「トイレを使わせてもらえないか」と訊ねたところ拒否された。

女性は我慢ならず、何度もトイレに行かせてほしいと頼んだという。しかし乗務員は通路を塞ぐような行為までしてTsamouzianさんが席を立つことを頑なに拒んだのだ。

そのため、Tsamouzianさんは座席で粗相をしてしまい濡れて不快になったが、機内に着替えを持ち込んでいなかったために離陸後ロンドンまでの13時間を濡れた服のまま過ごさなければならなかった。

ロンドンのヒースロー空港で母の到着を待っていた、西ロンドンに暮らしている娘のアイーダ・ベロージさん(Aida Behroozi)は、泣きながら出て来た母から事情を聞いて怒りに震えた。

「母は何度も乗務員にトイレに行かせてとお願いしたんです。それなのに拒否して母にこんな屈辱を与えるなんて。母は、金輪際ブリティッシュ・エアウェイズは利用しないと言っています。ブリティッシュ・エアウェイズは英国の“フラッグ・キャリア”として最高のサービスを提供しているように見えますが、全くそうではありません。謝罪の言葉もありませんでした。」

これに対してブリティッシュ・エアウェイズのスポークスマンは「直接お客様に連絡をした」と述べたうえで、「優秀な訓練を受けた乗務員は、全てのお客様に機内でできるだけ快適に過ごして頂くよう努めています。しかしながら、イギリス民間航空局のルールは絶対的に守らなければなりません。滑走路で一旦飛行機が動き出したら、全員着席していなければならないのです。お客様の安全と無事は我々にとって最優先させるべきことなのです」と語っている。

ここ最近のブリティッシュ・エアウェイズの評価はあまり芳しいものではない。機内で無料提供されるはずのスナックや飲み物が在庫を切らしてしまったり、機内に十分なトイレットペーパーの備蓄がないことがわかりフライトの遅延に繋がるという出来事もあった。

この件に関して、世間からはTsamouzianさんに対して「あまりにもかわいそう」「これは酷い」といった声のほか、「カップの中にして、乗務員の顔にかけてやればよかったのに」「滑走路にいたんだから乗務員がエスコートしてトイレまで連れて行けば問題なかっただろうに」といったブリティッシュ・エアウェイズへの批判の声があがっている。

出典:http://www.telegraph.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)