SHE’S

 ロックバンド・SHE’Sの楽曲「Ghost」が、松井玲奈と新川優愛がW主演を務める映画『めがみさま』(6月10日公開、宮岡太郎監督)の主題歌に決まった。SHE’Sにとっては初の映画主題歌となる。

 映画は、行き場をなくし人生に絶望した女性と、そんな環境を克服した女性との奇妙な出会いを描く。

 撮影スタッフには、カンヌをはじめ多くの賞を受賞している『淵に立つ』を手掛けた根岸憲一氏。音楽には『そして父になる』で日本アカデミー賞・優秀音楽賞受賞した松本淳一氏が参加。製作スタッフ陣も錚々たる顔ぶれとなっている。

 SHE’Sは、井上竜馬(Vo&Key&Gt)を中心とした4人組ピアノロックバンド。2011年に結成、昨年6月にシングル「Morning Glow」でメジャーデビューした。今年3月にスタートした全国ワンマンツアー『SHE’S One man Tour 2017“プルーストの欠片”』では、10カ所全公演がソールドアウトになるなど、今波に乗る。

SHE’S

 今回、映画の主題歌に起用されたのは、前記ツアーにも携えている、今年1月にリリースした1stフルアルバム『プルーストと花束』の収録曲である「Ghost」。現実に悩み、彷徨いながら生きる人たちを象徴するかのような歌詞が、本映画のミステリアスな要素を最大限に引き出している。

 主題歌の決定を受け、井上は「Ghostというタイトルも、出てくる歌詞も、この作品と一つになるのを“待ち侘びていたのではないか”、そんなことを思う程にシンクロする部分があり、観ていて胸の中がざわつく映画でした。もちろん良い意味で。向き合い、壊し、再生する。生きていく上で重要になる要素が見事に投影されている作品です。是非ご覧下さい」とコメントしている。

 なお、映画の予告編がこの日、YouTubeで公開。新川優愛演じる、セラピスト・ラブの「我慢する必要なんてないんだから。あなたの好きなようにしていいの。」という印象的な台詞で幕をあけ、中盤以降は、同作の恐怖を歓喜させる内容へと転換していく。意外性と意味深い内容の予告映像に仕上がっている。

映画『めがみさま』概要

▽公開日=2017年6月10日
▽出演=松井玲奈、新川優愛/廣瀬智紀/梅舟惟永、西沢仁太、西丸優子、片山萌美、鈴木ちなみ(友情出演)/筒井真理子(特別出演)、尾美としのり他
▽監督=宮岡太郎(MMJ)
▽脚本=大月もも(BLUE LABEL)
▽配給・制作=MMJ製作:2017 Mcinema(C)2017 Mcinema
▽物語=閉塞的な郊外の田舎町。佐倉理華(松井玲奈)は、人生に絶望していた。母・市絵(筒井真理子)の過干渉、職場のいじめ。精神安定剤で何とか日々やり過ごしていたが、遂に自殺を決意する。そんな折、自分と同じ環境を克服したセラピスト・ラブ(新川優愛)の存在をネットで知り会いにいくことに―。「他人の人生の中でいきるんじゃないわよ。自分の中で、自分の人生を生きなさい。」というラブの言葉に感銘を受けた理華は、家を出てラブが開催する自己啓発セミナーの手伝いを始めるのだった。自分らしさを取り戻していく同士たちとの交流、同じようにラブに救われた川崎拓海(廣瀬智紀)との出会いによって理華の日常は順調に回りだしたかのように見えた。そして理華とラブの関係は急速に距離を縮めていくのだが、ある事件をきっかけにその関係に不協和音が生じはじめる―。果たして理華が最後に下した決断とは?!