左写真=中山大、右写真=読者提供

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(台北 5日 中央社)蒋介石元総統の死去から5日で42年。台湾各地では近日、蒋介石像に対して首を切り落としたり、落書きをするなどの損壊行為が相次いでいる。内政部の葉俊栄部長(内相)は5日、公共政策に関するいかなる議論も尊重するとし、訴えを理性的に表明するよう呼び掛けた。

報道によれば、台北市や新北市などで先月下旬以降、蒋介石像の首が切り落とされた。実行した団体は「台湾にはこのような政治の偶像と景観上のごみは不要」などとし、台湾全土の蒋介石像を切り落とすとの声明を発表している。

また、南部・高雄市の中山大や高雄師範大では先月1日、構内の蒋介石像にペンキで落書きがされているのが見つかった。高雄師範大にある像の台座には「威権遺毒(権威主義体制の時代の遺物)」と黒いペンキで書かれていた。

葉部長は法の下でできるだけ理性的に訴えを表明することが民主社会の期待であると述べ、違法行為があれば法の手続きに則って対処すると語った。

(陳俊華、程啓峰/編集:名切千絵)