ヒロインの心情を歌に込めた (C)2017 Disney. All Rights Reserved.

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 ウォルト・ディズニーの名作アニメを実写化した「美女と野獣」日本語吹き替え版の本編映像が、公開された。ヒロインのベル(エマ・ワトソン)に扮した昆夏美が、第64回アカデミー賞歌曲賞にノミネートされたアニメ版の名曲「朝の風景」を歌い上げている。

 美しく聡明だが、村人からは変わり者扱いされているベルが、魔女の呪いで野獣に姿を変えられた王子(ダン・スティーブンス)と出会い、互いに心ひかれていくさまをロマンチックに描く。吹き替え版では、山崎育三郎が野獣に扮するほか、岩崎宏美、池田優斗、成河、小倉久寛、濱田めぐみ、島田歌穂、村井國夫、吉原光夫、藤井隆らがボイスキャストを務める。

 くだんのシーンは、ベルの自立性が表現されていると同時に、周囲とのギャップが浮き彫りになる重要な場面でもある。オーディションの際に、米ディズニーからも「キャラクター、声質ともエマの印象にぴったり。素晴らしい演技」とお墨付きを得たという昆は、読書好きで外の世界を夢見るベルの心情を歌声に込めつつ、繊細な演技を披露している。「トイ・ストーリー」シリーズや「ライオン・キング」、「アナと雪の女王」など数多くのディズニー作品で手腕を発揮する音響監督で、吹き替え版の演出を務めた松岡裕紀は「吹き替えの仕事が初めてとは思えないくらい自然に演技できていたと思います。ベルの歌はセリフの延長で、あまり『ここから歌です!』というようにはしないでください、というのをとてもよく理解してくれて、本当にベルがしゃべるように歌ってくれました。気持ちの変化も敏感にとらえて演じてくれたので、とても生きたベルになったと思います」と称賛している。

 「美女と野獣」は、4月21日から全国で公開。