じゃぁ、何なら爆発しないのかと…。

Bluetoothスピーカーが燃える事故が起きたのはアメリカ、ニュージャージー州。幸いなことに、この事故によるけが人はなし。よかったと思う一方で、またかと不安になりますね。ガジェット燃え過ぎ、爆発しすぎでしょうもん! ただ今回の事故はちょっと事情があるのですけれど…。(関連記事:アメリカ人男性、口の中で電子たばこが爆発…その生々しい様子が伝えられる【閲覧注意】)

ネタ元のNBC New Yorkの報道によると、スピーカーを使っていたのは女の子。自室のベッドの上にBluetoothスピーカーを起き(何にも繋がれていない状態)音楽を聞いていたといいます。スピーカーから煙がでてきたので、母親を呼びにいきました。取材に答えた女の子のお母さんは、スピーカーを見てどうしたらいいかわからず、鍋掴みでスピーカーをつかみ、紙袋にいれて、アパートの外階段まで持っていきました。その後、スピーカーは爆発、火をあげて燃え始めました。

煙のでているものを紙袋にいれるのは最善の策とは言えませんが、母娘どちらも動揺していたのでしょう。

Bluetoothスピーカーは、今、多くの人が気軽に利用するガジェットです。娘の部屋にあってもまったく不思議ではありません。昨今開発されるデジタルアシスタントの住処ともなっている場所で、リビングの真ん中、家族の中心に陣取っているパターンもあるでしょう。それが火をふいたというのですから恐ろしい…。ただ、今回のケースは、ただスピーカーが燃えたって話ではなくて…。なんと、このスピーカー、とあるブランドの模造品だったのです

事故直後、母親であるNicole Tatemさんは、Twitterにて、写真つきでスピーカーの爆発事故をツイート。ツイートには、JBLへ@がついており、写真のスピーカーにもJBLのロゴが写っていました。また、別ツイートでは、Target(米大手ディスカウントスーパー)とBestBuy(米大手家電販売店)にむけて@を送られており、Tatemさんは、JBLの該当スピーカーを販売しないよう求めていました。しかし、その後、実はJBLのスピーカーではなかったことが判明。現在、該当ツイート、Tatemさんのアカウントは削除されています。

事故が起きた後、米Gizmodo編集部がJBLに問い合わせたところ、製品には万全を期しており、事故についてはユーザーに連絡をとり調査するという回答でした。その後、JBLと消防署の調査の結果、JBLの正規製品ではなかったということが判明。ツイートされた写真にあったロゴなどからして、どうやら見た目だけJBL製品に見せかけた模造品だったと思われます。爆発したのが偽物ときいて、ちょっと安心はします。が、粗悪品である偽物が出回っているのが、そもそも恐ろしい話。本物だって爆発する世の中なら、偽物の何を信用することができましょう。さらに恐ろしいのは、(たぶん)今回のニュージャージーの事故のように、ユーザー自身が偽物とすら気づいていなかったということですよね…。


image: Pexels / Gizmodo US
source: NBC New York

Adam Clark Estes - Gizmodo US[原文]
(そうこ)