中国のポータルサイト・今日頭条に、日米中の教育に関連して、子どもが転んだ際の親の反応の違いについて指摘したコラム記事が掲載された。資料写真。

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中国のポータルサイト・今日頭条に、日米中の教育に関連して、子どもが転んだ際の親の反応の違いについて指摘したコラム記事が掲載された。

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記事は、「子どもが椅子や何かにつまずいて転び、親や保護者が急いで駆け寄るのをよく目にするだろう」とし、記者が実際に目にした日米中3カ国の母親の対応の違いについて紹介している。

まず、日本の母親は、「子どもを助け起こすものの慰めはせず、『もう一度やってごらん』と言い、同じところを歩かせる。すると、子どもは今度は足を引っかけることなく歩くことができた」と報告。次に米国の母親は、「助け起こさずに『男の子でしょう?自分で立ちなさい』と言い、泣いている子どもに向かって『大丈夫。あなたは勇気のある子だから、きっと立てるわ』と続け、子どもは本当に自分で立ち上がった」としている。

一方、中国の母親の場合は、「慌てて子どもを助け起こし、慰めながら『(子どもを転ばせた)この椅子が悪い』と言ってたたいて見せ、子どもの代わりにうっぷんを晴らしてやった」という。中国ではこのように保護者が子どもをつまずかせた「物」に報復して見せるケースは決して特異な例ではないようで、ネットユーザーのコメントからもそれを見て取ることができる。

米国や日本の母親の対応に称賛の声が寄せられる一方、「子どもの頃、ばあちゃんがまさに妹にこう(中国の母親のやり方)していた」という声や、「中国の母親のやり方には反対」という声も多い。

ネットユーザーは比較的若い層が多いと思われるが、「母親というよりおばあちゃん世代がこんな感じだよな」という意見も。実際にそのような現場に遭遇したというユーザーは、「スーパーで棚にぶつかった3〜4歳の子が転んで大泣きした。その子のおばあちゃんは、その子を助け起こした後、『良い子ちゃん、泣かないのよ。おばあちゃんがこれをたたいてやるからね。私の良い子ちゃんを転ばせるなんて!』と何度も棚を手でたたいていた。その子も泣き止んでから、『お前が僕を痛くさせたんだ。たたいてやる、たたいてやる』と言って棚をたたいていた。大人は本当に反省しないといけないと思った」という体験談を報告している。

もちろん個人によっても差があるようで、「子どもの頃は転んでも泣けなかった。おじいちゃんに見つかったら、『どこに目を付けてんだ!道もろくに歩けないのか』って怒られて蹴られるから」という声や、「姪っ子が転んで泣いていた時、父親が『お前がぶつかったから地面が痛いって。地面に謝りなさい』と言って、それを聞いた姪っ子が驚いて泣き止んだ。あれはおもしろかった」という声も寄せられている。(編集/北田)