舞台挨拶を盛り上げた(左から)
柄本佑、小栗旬、長澤まさみ

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 岡田准一が主演し、巨匠・降旗康男監督&木村大作キャメラマンが約9年ぶりにタッグを組んだ映画「追憶」の完成披露試写会が4月4日、都内で行われ、3人をはじめ共演の小栗旬、柄本佑、長澤まさみ、木村文乃、安藤サクラ、吉岡秀隆が舞台挨拶に立った。

 幼少期をともに過ごした少年たちが25年の時を経て、ある殺人事件を捜査する刑事(岡田)、容疑者(小栗)、被害者(柄本)という関係性で再会を果たし、事件の真相や封印してきた忌まわしい過去と対峙していく姿を描く。岡田は小栗と柄本に向け、「60年以上、映画に命をかけてきた降旗監督や木村さんという方々の現場を体験できることは、かけがえのないもの。よく3人で、ホテルのサウナで反省会しているときに、『ご一緒に仕事できることが幸せだよね』と話していましたね」とほほ笑んだ。

 さらに岡田と小栗は約12年ぶりの共演となり、映画での対面は初めて。小栗が「なんてったって、座長(岡田)が“屋久杉”だからね」と柄本に目配せすると、岡田は「よくわからないですよね?」と首を傾げる。柄本は「岡田准一の形容が、今日、屋久杉に決まりました。芯が強くて、幹が太く、地に足がついているから」と命名理由を説明し、岡田を「やめてくれ」と爆笑させた。

 なおも一同は「もう自然界のものですからね。空、海、岡田准一」(柄本)、「私は“神”と呼んでいます。本当に素敵な方」(長澤)と続ける。褒めちぎられた岡田が顔を伏せながら「今わかったけど、俺のこと馬鹿にしてる(笑)?」と指摘したものの、吉岡の「尊敬しています」を真似て声をそろえていた。

 それでも小栗は、岡田との再共演に「すごく嬉しかったです。何かで共演しようよとずっと言ってきたので、こういう形で幸せ」と目を細める。一方で「12年前からぶれずに、どんどん太くなっている先輩の姿を見ていました。精神的に、幹がどんどん太くなって、気がつけば屋久杉になっていた」。これに対して、岡田は「お互い主演をやることが多くなっていくので、あまり会えなくなってしまった」と残念がりながらも、「降旗さんや大作さんにこういった形で呼んでいただけるのは、2人で抱き合いたい気持ちでした」と胸のうちを明かした。

 「追憶」は、5月6日から公開。