3日、中国人観光客が急増している米国のホテルが続々と中国人観光客へのサービスを強化している。資料写真。

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2017年4月3日、星島環球網によると、近年中国人観光客が急増している米国内のホテルが、続々と中国人観光客へのサービスを強化している。

記事は、AP通信の3月31日付報道を引用したうえで、ニューヨークやロサンゼルスのほか、ボストン、ラスベガス、シアトル、ワシントンなどの観光協会が中国人観光客を呼び込むべく、ホテルやレストランで中国語や中国人観光客の習慣をサービスに盛り込むよう呼びかけていると伝えた。

これに呼応する形で各ホテルも中国人向けのサービスを展開、インターコンチネンタルでは2年前より銀聯カード決済、中国語テレビチャンネル、中国語スタッフ配備などを実施したと。ヒルトンも客室に湯沸かしポット、ジャスミン茶を配備し、朝食に粥、チャーハン、点心などを提供するサービスを行っている。

このほか、ボストンのシェラトンホテルではインスタントラーメンなどを提供、ラスベガスのシーザーズでも従業員への中国文化・マナー研修、微信(Wechat)による予約や一部決済サービスを実施している。

全米旅行産業協会によると、米国を訪れる中国人観光客数は2011年に初めて100万人を突破、2015年にはのべ267万人に達し、2021年には600万人近くにまで増える見込みだという。

米国の観光業界関係者は「中国人観光客は以前、ショッピングにお金を費やし、宿泊面では節約志向にあった。しかし今では『食べてよし、遊んでよし、泊まってよし』を求めている」と語る。トランプ政権は入国制限を強化しているが、観光業界では中国人を歓迎する姿勢は変わらないという。(翻訳・編集/川尻)