『PARKS パークス』で再びラップを披露する染谷将太

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 俳優の染谷将太が4日、都内で行われた映画『PARKS パークス』完成披露試写会に出席し、ラップのリリック作りを任されるというムチャぶりを受けたことを明かし、「ラッパーではない」とぼやいた。この日は、橋本愛、永野芽郁、トクマルシューゴ(音楽監修)、本田拓夫(企画・製作)、瀬田なつき監督も登壇した。

 今年100周年を迎える井の頭恩賜公園を記念して制作された本作は、井の頭公園と吉祥寺を舞台に、ひょんなことから出会った3人の男女が、50年前に作られた楽曲をよみがえらせようと奮闘する姿を描いた、軽やかで少し切ない青春群像劇。染谷は、ミュージシャンを目指す青年・トキオを演じており、劇中ではラップも披露している。

 過去には映画『TOKYO TRIBE』(2014)でMC SHOWを演じ、プロ並みのラップで観客を魅了した染谷。そんなこともあり、染谷は撮影前に「音楽の練習があります」と音楽スタジオに呼び出され、瀬田監督が作ったラップのリリックを手直しするところから本作に関わることになったそうで、ラッパー扱いに困惑気味。さらに、トクマルから「染谷ラッパーに(手直しを)お願いしました」と畳みかけられると、染谷は「ラッパーではない! そこは否定します」と苦笑い。

 一方、高校生・ハル役の永野は「不思議な魅力を持った女の子」と自己分析する本役が、うまくスクリーンに映し出されていることに満足げ。また、「最初、本読みで(染谷と橋本)二人にお会いした時、役そのものにしか見えなくて置いていかれていると焦りました」と素直な思いも打ち明けるが、「現場では自然と引っ張ってくれた」そうで、最後は「緊張せずにやらせていただけたので感謝しています」と先輩たちに敬意を表した。

 そんな二人と共演した、元子役で大学生・純役の橋本は「こういう空気感で愉快に作った映画なので、その気持ちが伝われば……」と期待を寄せると「井の頭公園100周年というきっかけがあって、必然か軌跡なのか、こういう(映画との)出会いが生まれたことに感動を覚えているので、そうやって大切に時を重ねていけたらいいなと思いました」と気持ちを込めた。(取材/錦怜那)

映画『PARKS パークス』は4月22日よりテアトル新宿、4月29日より吉祥寺オデヲンほか全国順次公開