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 「GODZILLA ゴジラ」の製作陣が再結集し、キングコングの起源を描くアドベンチャー大作「キングコング 髑髏島の巨神」(公開中)の出演者トム・ヒドルストンに焦点を当てた特別映像が、公開された。あわせて英ロンドン、メキシコ・メキシコシティ、米ロサンゼルス、東京、中国・北京の世界5大都市をめぐった本作の世界ツアーの写真が一挙お披露目された。

 舞台は1973年。未開の島・髑髏島(どくろとう)でコングをはじめとする巨大生物たちと遭遇した調査遠征隊が、脱出しようと奮闘する。隊のリーダーであり元英陸軍特殊部隊員のジェームズ・コンラッドを演じたヒドルストンのほか、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・C・ライリー、ジョン・グッドマンといった実力派が顔をそろえた。全世界の興行収入は4月3日現在で4億7700万ドルを突破している。

 映像では、酒場で小競り合いに巻き込まれたコンラッドがビリヤードのキューで相手をたたきのめすアクションシーンや、日本刀で翼竜を次々に切り伏せていくシーン、マシンガンを乱射するバトルシーンといった見せ場を切り取っている。撮入1年半前に出演が決まったというヒドルストンは、作品の時代背景を理解するべく、ベトナム戦争についてリサーチを開始したそうで「イギリスは公式にはこの戦争に参加していなかった。でも掘り下げていくと、英特殊部隊が秘密裏にカンボジアやインドネシアに派遣されていたことがわかったんだ。ジャングルでの戦闘についての専門知識を生かし、米軍や南ベトナム軍の兵士たちを訓練するためにね」と解説する。

 さらに、作品全体を見渡し、コングという存在が何を示唆しているのか、独自の見解を述べる。「僕たちは文明人である一方で、自分たちより何か大きいものがどこかにいるといまだに意識している。コングは、そんな人間の内面の衝突を体現する存在だ。どうやってこの巨大な生物と調和するのか? 彼は恐ろしい自然の力そのものであり、知性と感覚を兼ね備えた生物でもある。その知性は僕たちのものとは違うかもしれないけれど、それでもなお高度なものなんだ」。そして、コングとの出会いがコンラッドに影響を及ぼすと続け「厭(えん)世的でシニカルで、多くの戦闘を見てきたコンラッドが、コングと出会うことによって変わっていく。彼の島での経験には、とても謙虚にさせられるところがある。彼の中の何かが覚醒するんだ。自然界のパワーに感嘆するんだよ」と語っている。