芝寿しは、「金沢の食文化を県外、ひいては世界中の人にも体験してほしい」という3代目社長(中央)の思いから、お土産にもぴったりなお弁当「金沢笹寿し 小笹」を新発売する

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お寿司を笹の葉でくるんだ金沢名物「笹寿司」をご存じだろうか。芝寿しは、地元金沢や北陸にゆかりのある食材を使用したお弁当「金沢笹寿し 小笹(かなざわささずし こささ)」(1058円)を4月8日(土)より、JR金沢駅とJR富山駅の2店舗と、全国宅配にて新発売する。一足先にウォーカープラス編集部記者が試食会で味を確かめてきた。

【写真を見る】4月8日(土)に新発売の「金沢笹寿し 小笹」(1058円)。創業以来使用している元祖笹寿しの「笹」の 一文字をリデザインしたパッケージ

もともと笹寿しとは、金沢の各家庭でお祭りやハレの日に作っていた押し寿しを40年前に芝寿し創業者が「笹寿し」として商品化したものだ。それ以来、北陸3県で年間1100万個以上の製造数を誇る。主に鯛や鮭を具材としたものが伝統的に多くつくられており、笹寿しは石川県民のソウルフードとして、運動会や遠足のお弁当には必ず入っている。日常的にも、子どもにはおやつとして親しまれ、コンビニエンスストアでおにぎりを買う感覚で笹寿しを手にとるほど。笹寿しはまさに“地元金沢の食文化”だ。

金沢は北陸新幹線の開業3年目を迎え、訪日外国人数が前年比133%増を記録する(※出典:エクスぺディア 「2015年地方都市訪日客伸び率ランキング」)など、全世界から多くの旅行者が訪れる観光スポットとして注目を浴びている。一方で、金沢には、観光客に地元の食文化を体験してもらえる代表的なお土産がほとんどなく、金沢の食体験を持ち帰る機会が少なかった。今回の商品開発は、「金沢の食文化を県外、ひいては世界中の人にも体験してほしい」という芝寿し3代目社長の思いから実現した。

新商品「金沢笹寿し 小笹」は、女性でも気軽に、たくさんの味を楽しめるよう、笹寿しひとつひとつの大きさを通常よりも小さくし、6種類のラインナップとなっている。全ての笹寿しが本物の笹で丁寧に包まれており、見た目もさることながら「笹の葉独自の香りがすごい」。見た目、味、香りすべてにおいて“本物の笹寿し”を楽しめる。

笹寿しの定番「紅鮭」。選び抜かれた最高品質の紅鮭を使用しており、脂ものった、天然ならではの上質な旨味が特徴だ。

春限定の「真鯛」。国産の真鯛を丁寧に加工、熟成させた真鯛は絶品。「さりげない」桜の葉と真鯛の「旨味」の相性抜群で、「かめばかむほどおいしさが口の中に広がる」。

「のどぐろ」は食べた瞬間に「はっ」と驚く。炙られたのどぐろが香ばしく、柚子わさびが隠れたアクセントとなっている。「柚子とわさびのハーモニーがのどぐろを引き立て、鼻からぬけるかおりがたまらない」。

「生麩巻き寿し」。生粟麩(あわふ)を揚げて甘辛く煮込み、味をしみ込ませることで、食感豊かな味わいとなっている。「お麩のもちもちした食感とごはんの組み合わせが新しい」。

「甘えび」。北陸福井県産、鮮度の良い船凍品の甘海老を使用。素材の味を活かしシンプルに仕上げている。

「加賀野菜 金時草」。加賀野菜の金時草(きんじそう)を使用。人参の漬物が味を引き締め、金時草の茹で汁で炊いたごはんはほんのり紫色で「鮮やかな色合い」。「シャキシャキした食感が良く、漬物の酸味と甘みのバランスが良い」。

6つ全種類食べると、おなかいっぱいになり大満足。箱を開けた瞬間、「どの順番で食べようか」とわくわくした気持ちになれる。季節で変わる具材も楽しみだ。「金沢笹寿し 小笹」で金沢の思い出を持ち帰ろう。【ウォーカープラス編集部/豊重翔大】