4日、中国新聞網はロシア・サンクトペテルブルクで発生した地下鉄爆発事件について、現地の中国系住民の反応を伝えた。写真は犠牲者に花を手向けるプーチン大統領。

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2017年4月4日、中国新聞網はロシア・サンクトペテルブルクで発生した地下鉄爆発事件について、現地の中国系住民の反応を伝えた。

爆発は現地時間3日午後2時半ごろ、センナヤ広場駅と工科大学駅間を走行中の地下鉄車内で発生。これまでに11人が死亡し、約50人が負傷した。当局はテロ事件として捜査を進めている。

爆発発生直後から、現地の中国系住民や中国人留学生が微信(Wechat)や中国版ツイッター・微博に現場の画像を掲載、友人の安否を気遣うとともに自身の無事を知らせている。

工科大学駅から200メートルほど離れたレストランにいた夫婦は「爆発音は聞こえなかったが、爆発発生後速やかに大量の警察官が出動し、救急車や消防車、救助隊員を乗せたヘリコプターがやって来た。道路の多くが封鎖され、救援車しか通れなくなっている」と語った。

現地で長年暮らす王(ワン)さんによると、爆発のあったセンナヤ広場駅付近に中国系の商売人が集中するマーケットがあるという。また、現場付近には中国人留学生が多く通うサンクトペテルブルク国立交通大学もあることから、中国大使館や現地の留学生団体が安全確保を呼びかけている。

現地にある中国系銀行の行員は「ロシアに来る前に緊急時の訓練を受けており大きなパニックにはならなかったが、テロはやっぱり心配。ここは観光都市で、今後に影響が出るかもしれないが、現地の安全管理能力を信じている」と語った。

また、「今後数日は仕事や生活に影響が出るだろう。安全を考慮して、公共の場所には行かないようにする。現地の中国系コミュニティーでもなるべく外出は控えようという話になっている」と今後を不安視する声も聞かれた。(翻訳・編集/川尻)