キリンビバレッジの「紅茶と暮らし研究所」は4月4日、「紅茶と仕事に関する意識調査」の結果を発表した。その結果、約9割の人が紅茶は気分転換したい時に飲み、紅茶を毎日飲んでいる人のストレスを感じる割合が少ないことなどが明らかとなった。

仕事をしながらではなく、手を止めてゆっくりと飲む人が多い

調査は今年3月9日〜10日に、全国の20代〜50代の有職者男女を対象に実施。1000人から回答を得た。

好きな飲料を聞くと、1位がコーヒー(79%)、2位が緑茶(61%)、3位が紅茶(50%)となった。このうち、紅茶が好きと答えた人に飲む頻度を聞くと、約7割が「週に1回以上飲む」と回答している。

「仕事をする上で、紅茶とはどういう存在か」を聞くと、「気分転換したいときに飲むもの」(90%)、「心を落ち着けたい時に飲むもの」(83%)、「疲れた気持ちを癒したい時に飲むもの」(79%)など、リラックスに欠かせないものという回答が上位を占めている。

「どのようなシチュエーションで飲んでいますか」に対しては、「昼食後のひと息に」(40%)、「仕事中の合間の気分転換に」(37%)などの回答が多い。一方で「仕事中」の回答は25%にとどまることから、仕事をしながらではなく、一度手を止めてゆっくりと飲むのが好まれることがうかがえる。

紅茶を毎日飲む人ほどストレスを感じることが少ない?

紅茶好きな人とそうでない人の間には、仕事に対する考え方に差がある。「仕事に取り組む上で大切にしていること」を聞くと、「効率的に仕事をして生産性を上げる」(紅茶好き:42%、そうでない:31%)、「仕事の品質にこだわりを持つ」(同:40%、同:32%)、「計画的に仕事をする」(同:39%、同31%)の項目で、紅茶好きの人の回答率が約4割だった。

また、紅茶はストレス緩和にも役立つようだ。「職場でストレスを感じる」と答えた人は全体では65%に対し、紅茶を毎日飲む人では56%と、6割を切っている。

ストレスが和らげば、仕事のパフォーマンスが上がるのは想像に難くない。「2016年に職場で設定された目標値を達成したか」と聞くと、全体では「達成した」と答えた人は50%に対し、紅茶を毎日飲む人では62%だった。

こうした傾向からか、現在管理職にある人は、飲む頻度が「週に1度未満」の人では18%に対して、紅茶を毎日飲む人では32%と、約1.7倍の差が見られた。

紅茶研究家は「集中力の精度を上げる」などと効能を解説

紅茶研究家の磯淵猛氏はリリース内で、紅茶の効能について「紅茶に含まれる『L-テアニン』という成分が、注意機能を蘇らせ、集中力の精度を上げ、疲れで衰えた気力を蘇らせる作用があります」と解説。

紅茶を飲んで仕事を円滑にする3つのポイントとして、

・コミュニケーションアップに繋がる(つい人と話したくなり、人間関係を良くする。ゆっくり飲んでいる光景が人を惹きつける)
・脳がリラックスすることによって得られる集中力(焦げた香りから感じる刺激臭はなく、花や果物などの優しい香り)
・機能性のある水分補給(整腸作用などがあり、少しずつ飲むことで体のコンディションを整える)

を挙げた。

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