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3日、テレビ朝日「報道ステーション」では、「代表落選から急成長 高木美帆 メダル量産の理由」として、スピードスケート・高木美帆(22)に、スポーツキャスター・松岡修造氏が行ったインタビューの模様を伝えた。

昨年12月、女子1000mで自身初のW杯優勝を飾っている高木は、中長距離で強さを発揮しつつあり、平昌五輪でもメダル獲得の期待がかかる。15歳で出場したバンクーバー五輪から4年後のソチ五輪では、代表から落選し、不振にあえいだ時期もあったが、一度乗り越えると今も急激な成長を遂げている。

ソチ五輪の代表落選について、「言われるんですけど、挫折って感じたことない」とあっけらかんと話す高木に、松岡氏は「僕が美帆さんだったら、とてつもなく挫折している」と驚いた。

すると、「もともと小学校とか中学校の時もオリンピックに絶対出るっていう目標とか夢があったわけじゃないんですよ。だいぶ運よく出ることができた」と謙遜した高木は、周囲との意識の差を挙げ、「オリンピックに向けてこの4年間、自分は本当に人生懸けてきたんだろうか。自分が死に物狂いで必死にってなれるほどスケートに見出せてなかったのかもしれない」と分析した。

それでも、ソチ五輪出場を果たした、姉・高木菜那の努力を間近で見て、気持ちに変化があったという高木。加えて、ナショナルチームが発足した2015年、ヨハン・デビットコーチとの出会いが転機になった。

データで管理されたデビットコーチのトレーニングによって、トップ選手と同じ質や量の練習ができるようになったという高木の実力は、次第に押し上げられていくことになる。

また、高木は、自分に自信が持てなかった時、トレーニングを見たデビットコーチから「お前ら、これだけできてるんだぞ。それでなんで自信持てないんだ?」と鼓舞されたエピソードを披露。スピードスケートの女王イレイン・ビュストと比べ、「世界チャンピオンになれる実力はない」と弱音を吐いた際にも、「同じ人間にできているんだから、私にもできるって普通思う」と叱咤されたことを挙げ、「平昌では(やってやろう)っていう思いは、そこで一気に(スイッチが)入った」と語った。