軽自動車およびコンパクトカーづくりを長年得意とするスズキ

軽自動車+SUVの「ハスラー」や、女性をメインターゲットに絞った「アルト ラパン」など、ここ数年は一風変わったモデルの登場が目立っていましたが、2017年は定番モデルが進化を果たしています。

特に、軽量化と高剛性化を両立するために新開発したプラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用したモデルが相次いで登場。走りの良さはもちろん、低燃費にも貢献する技術だけに、いま買うなら以下の「HEARTECT(ハーテクト)」採用モデルには注目です。

1

■ワゴンR

1993年、室内空間は小さいのが当たり前と考えられていた軽自動車でも広い空間を併せ持つことができることを証明した「ワゴンR」。国内累計で約440万台を販売するベストセラーモデルが、17年2月に6代目へと進化しました。

新開発プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」のほか、ISG(モーター機能付き発電機)とリチウムイオンバッテリーをそれぞれ強化して組み合わせたマイルドハイブリッドの採用により、居住空間の拡大と33.4km/Lの低燃費を実現。

また、新型では3種類のデザインを展開。より愛着を抱いてもらえるように、それぞれのキャラクターを際立たせたとのこと。

■ソリオ/ソリオ バンディット

コンパクトなボディ(全長:3710mm×全幅:1625mm×全高:1745mm)ながら、最大で5人が乗れるスペースを誇る「ソリオ」は、まさに狭い道や駐車場の多い日本の生活にピタリとはまり、「これでなくっちゃ」という根強いファンも多いモデルです。

15年8月から販売されている現行型から新開発プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」が採用され、全モデルで車両重量は1000kgを下回るという驚異の軽量化を実現。また16年11月には、1.2L直4エンジンに駆動用モーターを組み合わせてEV走行を可能とするハイブリッド版を追加。燃費は32.0km/Lを達成しました。

ちなみに、高電圧リチウムイオンバッテリーは荷室下に収納されているため、床下収納(サブトランク)は使えませんが、9.5インチのゴルフバッグや26インチの自転車が収まるスペースは健在です。

■スイフト

「ソリオ」と同じく、日本の暮らしの共として人気の高い「スイフト」。海外でもそのデザインと走りの評価は高く、世界累計で約530万台を販売しています。

16年12月に登場した新型では、後席ドアの取っ手をCピラーに巧く一体化させることで流麗なプロポーションを際立たせたほか、ナビなどの操作系をドライバー側に5度傾け、よりパーソナルな雰囲気を強調したデザインへ刷新。

さらに、新プラットフォームによる軽量化と高剛性化に加えて、最上級グレードの「RS」には欧州仕込みの足回りや1.0L直噴ターボを搭載するなど、その走りも磨かれている点も見逃せません。荷室開口地上高を80mm下げたことで荷物の積載性を向上させ、単眼カメラとレーザーレーダーを併用した安全システム「デュアルセンサーブレーキサポート」を搭載するなど、実用的な面も大幅に進化しています。

(今 総一郎)

新技術搭載モデルを続々!スズキの最新おすすめモデル、TOP3【2017年版】(http://clicccar.com/2017/04/04/459388/)