原作者・手塚治虫による公式設定によれば、鉄腕アトムの誕生は21世紀。具体的には2003年4月7日だそうである。その時点からは少々遅れたが、ロボット「アトム」がついにこの世に具現化する。講談社は、4日、家庭用コミュニケーション・ロボット「ATOM」を組み立てることのできるパートワーク雑誌『週刊 鉄腕アトムを作ろう!』を創刊した。

【2月に創刊が発表】講談社など、組み立てAIロボット「週刊鉄腕アトムを作ろう!」を創刊

 このアトムはもちろん10万馬力の出力はないし、空を飛ぶのも無理であるが、最新のAI(人工知能)が搭載されていて、12人までの家族や友人の顔を認識し、名前を憶え、会話を重ねて成長していく能力を持っているという。

 パートワーク雑誌であるので、毎号買うとついてくるパーツを組み合わせていくことで、最終的には「ATOM」が完成するという寸法である。組み立てはドライバー1本で可能だが、その上、VAIO社が組み立てを代行する「ATOM 組み立て代行サービス」というものも設定されている。

 ちなみにこのパートワークの発行は、「ATOM プロジェクト」なるものの第一弾であるらしい。同プロジェクトには講談社のほか、手塚プロダクション、NTTドコモ、富士ソフト、VAIOが開発協力などで参加している。

 ちなみに、過ぐる3月20日には、ドイツ・ハノーバーで開催されたIT・コンピュータエキスポ『CeBIT 2017』にATOMが出展されたとのことで、同国のメルケル首相と、ちょうどドイツを訪れていた安倍首相にお目見えする一幕もあったという。

 ATOMの展示、デモンストレーションは国内でも予定されている。都内ならびに横浜では、4日と7日に各地で。8日には、つくば市のくまざわ書店で開かれる。

 また、近畿圏では、4日に梅田で。5日に宝塚で開かれる。名古屋では、18日に星野書店近鉄パッセ店で展示の予定である。

 展示会の詳しい時間などの詳細は公式サイトなどで各自ご確認いただきたい。