福山雅治似の先輩とオフィスラブで修羅場に…新人OLの色恋トラブル

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 4月からは新年度。就職や転職など、新しい生活に不安を抱きながらも心躍らせてる方も多いでしょう。

 しかし、そんな状況の時こそ気をつけたいのが恋愛トラブル。入社したての悩み多きこの時期は、相談に乗ってくれた先輩や同僚と恋愛関係に陥りがちです。

◆新卒入社し2ヶ月で色恋が理由で退職

 今年で24歳のN村さんは、大学卒業後に新卒で入社した会社を2ヶ月で退職しています。その理由は、やはり同じ会社の先輩との色恋にまつわる事件でした。

「私が配属されたのは営業部で、ひじょうに厳しい部署として有名なところでした。女の子でも容赦なく叱り飛ばされる上にノルマもキツく、毎日のように泣いていました。

 怒られてる姿ばかり見られていたせいか、周りの人たちに心を開けず、入社1ヶ月もした頃には、私はすっかり内にこもって営業部でも孤立してしまったんです。そんな中で、唯一優しくしてくれたのが同じ部署の先輩だったI川さんでした」

 当時30歳だったI川さんは営業部主任。N村さんの直属の上司として、イチから仕事を教えてくれる人でした。外回りは常に一緒で、社内でも書類作成の説明などで付きっきり。残業で深夜に2人きりになることも多く、N村さんがI川さんに惹かれていくのにさほど時間は掛かりませんでした。

「決定的だったのが、私の連絡ミスで大きな商談をつぶしてしまった時。課長から『辞めちまえ!』と怒鳴られるわ、同僚たちからの目も冷たいわでいたたまれなくて、オフィスを飛び出してしまいました。その時、I川さんは追いかけてきてくれて『君だけの責任じゃない』と言って抱きしめてくれたんです」

◆先輩と男女の関係に…でも気になることが

 2人が男と女の関係になったのは、その日の夜のこと。見事に付き合うことになりました。社会人になって初めてできた彼氏、しかもオフィスラブとあってN村さんは有頂天。しかし、時間が経つにつれて「ちょっとおかしいな」と思うことが増えてきたといいます。

「I川さんって福山雅治に似てる、かなりのイケメンだったんです。でも、社内で彼をカッコイイと言っている人は全然いなくて、飲み会とかでもモーションをかけてくるような女性社員もいなかったんですよ。会社からも期待されてるエリートでもあったし、そういう話が全くないのはあまりに不自然な気がして……」

 とはいえ、2人で過ごす時間はとても楽しく幸せで、あまり深く考えることはなかったといいます。しかし、ついにその日が訪れてしまいました。N村さんにとって晴天の霹靂(へきれき)だった大修羅場です。

◆オフィスで平手打ちされて「この泥棒猫!」

「その日は内勤だったのですが、突然『N村さん?』と声をかけられました。振り向くと頬っぺたに鋭い痛みが。そして、バチーン!と大きな平手打ちの音がオフィスに響き渡りました。目の前にいたのは、30歳くらいのスーツ姿の女性。突然のことにポカーンとしてる私に、彼女が言い放ったのです」

『あの人を返してよ、この泥棒猫!!!!』

 平成のこの時代に、日活ロマンポルノのようなセリフをぶつけられたN村さんの心境やいかに……。ハッと正気に返った時、先ほどの女性は目の前で泣き崩れていました。そして、その傍らにはI川さんの姿が。

「I川さんは、ひとこと『ごめん……』と言って、オフィスを出ていきました。その時、その場にいた先輩たちから聞いたのですが、あの女性はI川さんと結婚を前提に付き合っている人だったんです」

 I川さんは気性の荒い彼女と別れたがっていたようです。しかし、彼女を怒らせないように周囲の女性たちはI川さんに極力近づかないようにしていたらしく、実質彼もN村さんと同様に孤立した立場だったのだとか。

「私はそのあとすぐに会社を辞めて転職しました。I川さんとも会っていません。今思えば、私がもう少し周りの人たちと話をしていれば、I川さんの状況もちゃんと把握できてたんでしょうね。知ってたらまず付き合わなかったと思います」

 社内での恋愛トラブルを防ぐ最善策は、なんといっても情報収集なのではないでしょうか。入社したてで何もわからない時期だからこそ、社内の情勢を把握することは大切。そのために同僚や先輩たちとのコミュニケーションは必須といえましょう。

<TEXT/もちづき千代子>