<マスターズ 事前情報◇3日◇オーガスタ・ナショナルGC(7,435ヤード・パー72)>
今季は「ホンダクラシック」で優勝。昨年は欧州ツアーでも優勝を挙げているリッキー・ファウラー(米国)がマスターズの公式会見のトップバッターとして登場。大会初制覇、メジャー初優勝への思いを語った。
涙をみせながらも…懸命にプレーするレクシー
「ここ最近はバーディがたくさん取れている。このコースでは攻撃的になることが大事なんだ。ボギーは打つし、失敗もする。それをカバーするだけのバーディを取る自信はある。もちろんイーグルもいくつか取りたいね」と、栄冠への自信を深めている。メジャー未勝利ながら、常にファンの喝采を浴びるツアー屈指のアイドル。オーガスタでもファンは多く、後押しを受けて頂点を目指す。
そんなファウラーに対し、会見で聞かれたのはマスターズについての質問だけではない。ファウラーと同じくプーマコブラゴルフと契約する、米女子の人気者、レクシー・トンプソン(米国)のことにも質問が及んだ。海外女子ツアーのメジャー初戦、ANAインスピレーション最終日に起こった悲劇。3日目にグリーン上でマークしたボールを元の位置からズレた場所に戻してしまい、そのままホールアウト。結果、首位独走中の最終日12番終了後に前日のスコアに4罰打が科せられることが伝えられた。その後トンプソンは涙を流しながらプレーしたが、プレーオフの末に優勝を逃してしまったのだ。
「今回の件は移動中で直接は見ていないけど、昨年から続いているルール上の問題はゴルフをおかしくしてしまっている。他のスポーツを見ても、見ている人が電話やメールで競技委員に連絡を入れるなどということはない。その事実に基づいた裁定が24時間後に伝えられるなんておかしい。もし試合が終わった次の日にこういうことがあったらどうするんだ? そのあとのレクシーは立派だったと思う」。
昨年の全米オープンでのダスティン・ジョンソン事件、今回のトンプソン事件。ゴルフファンの信頼を失いかねない後味の悪い事件を人気者のファウラーが払拭して、マスターズを盛り上げる。
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