3日、台湾で2016年5月に独立志向の強い民進党・蔡英文政権が発足してから17年2月までの10カ月間に中国本土から台湾を訪れた観光客数は前年同期比で延べ112万7000人減少した。写真は台湾の桃園空港。

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2017年4月3日、台湾・聯合新聞網によると、台湾で2016年5月に独立志向の強い民進党・蔡英文(ツァイ・インウェン)政権が発足してから17年2月までの10カ月間に中国から台湾を訪れた観光客数は前年同期比で112万7000人(延べ人数。以下同)減少したことが、台湾交通部観光局の統計から分かった。

観光収益への影響も深刻だ。中国からの観光客1人1日当たりの平均支出232.1ドル(約2万5800円)、平均滞在日数7日間で計算した場合、観光業界の収益は558億5000万台湾ドル(約2050億円)減少したことになる。

2016年の中国からの訪台観光客数は15年から67万2000人の減少にとどまった。これは1月からの4カ月間は人数が前年を上回っていたためだ。5〜7月の3カ月間は毎月、前年からの減少数が5万人余りに達している。今年に入ると、1月は前年比で10万人以上減少し、2月は減少数が20万3000人となっている。

今年通年では前年比120万〜150万人の減少が見込まれている。前年からの減少数が150万人となった場合、観光業界の収益は743億3000万台湾ドル(約2727億円)減少することになり、航空、宿泊施設、旅行会社、免税店、小売店、飲食店、観光バスなどの各業界には極めて大きな打撃となる。(翻訳・編集/柳川)