WBC組がプロ野球開幕3連戦で不調、国際大会の影響はあるのか

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 プロ野球は開幕3連戦を終えたが、広島−阪神戦では両軍合わせて26四球(日本タイ記録)という大乱戦が起きたり、巨人−中日戦では阿部慎之助の第2戦のサヨナラ本塁打を含む大活躍で3連勝したり、北海道日本ハム−埼玉西武戦では大谷翔平が12打数8安打1本塁打の6割6分7厘と打ちまくったりと、開幕早々話題は豊富だ。

代打満塁サヨナラホームランも!
華々しく開幕した今季ペナントレース

 また、東京ヤクルト−横浜DeNA第3戦で飛び出したヤクルト鵜久森淳志の代打満塁サヨナラ本塁打も感動的だった。鵜久森は2004年の甲子園で注目を一身に集めた選手。愛媛・済美高の主砲として春は2本塁打で同校の初出場初優勝、夏も3本塁打で初出場準優勝に貢献した。だが、日本ハム入団後はパッとした成績を残せず、2015年に戦力外になり、トライアウトを経て昨年、ヤクルトに入団した。長い不遇があっても決して諦めずに努力を続けた選手が、このような劇的な仕事をすると、観ている側にも何か伝わってくるものがある。

 ヤクルトは野村克也氏が監督を務めていた頃、多くの選手の潜在能力を引き出したことから「再生工場」といわれた。その伝統は今も受け継がれているようで、最近でもトライアウト入団の森岡良介(昨年引退)が活躍したし、今季も千葉ロッテから戦力外通告を受けた大松尚逸がテスト入団して再起を期している。戦力外というどん底を見た鵜久森や大松がどのようなプレーを見せるかも今季のヤクルトの注目点のひとつだろう。

 一方、戦力の充実度から、ほとんどの野球評論家がパ・リーグ優勝、そして日本一の本命と予想している福岡ソフトバンクはロッテを相手にきっちり3連勝した。この3連戦の先発投手を務めたのは和田毅、中田賢一、東浜巨。WBCに出場した千賀滉大、武田翔太、オランダ代表のバンデンハークや昨年まで5年連続で開幕投手を務めた摂津正を温存。さらには剛球ルーキーの田中正義、昨年のドラフト1位で成長著しいといわれる高橋純平も控えている。

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