米ホワイトハウスでエジプトのアブデルファタハ・シシ大統領(右)を迎えるドナルド・トランプ大統領(2017年4月3日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は3日、訪米したエジプトのアブデルファタハ・シシ(Abdel Fattah al-Sisi)大統領とホワイトハウス(White House)で会談した。エジプト大統領によるホワイトハウス訪問は7年ぶり。トランプ氏は、エジプトの人権問題をよそにシシ氏を温かく迎えた。

 バラク・オバマ(Barack Obama)前大統領下の米国とエジプトの関係は、シシ政権によるムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)元大統領の支持者弾圧をめぐり冷え込んでいた。今回の首脳会談は、人権面での懸念をめぐりエジプト首脳と長く距離を置いてきた米政府の方針転換を象徴するものとなった。

 トランプ氏は関係改善を目指してシシ氏を手厚くもてなし、指導力を高く称賛。オバマ前大統領が抱いていたエジプトにおける民主主義の弾圧への懸念には触れることなく、シシ氏に対し「米国は非常に良き友人で同盟国だ、私自身もそうだ」と述べた。

 さらに、「シシ大統領を強く支持していることを皆に知らせておきたい、シシ氏は大変な難局に素晴らしい働きをしてきた」と付け足した。

 トランプ氏とシシ氏との友好関係の触媒となっているのは、両氏に共通するイスラム過激派組織に対する強硬姿勢だ。シシ氏はホワイトハウスで行った短い発言の中で、イスラム過激派について「邪悪なイデオロギー」と形容した。
【翻訳編集】AFPBB News