エクアドルのキトで支持者らに手を振る大統領候補のレニン・モレノ氏(2017年4月2日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】南米エクアドルで2日に行われた大統領選挙の決選投票で、左派のレニン・モレノ(Lenin Moreno)前副大統領が勝利したとする公式結果が3日、発表された。一方で、保守派の対立候補は選挙の不正を訴えている。

 双方の候補者が、食い違った結果を示す2日の出口調査を根拠に勝利を宣言していたものの、選挙管理委員会は開票率96.94%の時点で、モレノ氏が51.12%、対立候補であるギジェルモ・ラソ(Guillermo Lasso)氏が48.88%の得票率だったと発表した。

 左派政権を率い、「21世紀型社会主義」を掲げてきたラファエル・コレア(Rafael Correa)大統領の後継指名候補であるモレノ氏と、元銀行家のラソ氏による決選投票は、左派政権の退潮がみられる南米諸国において政治的潮流を見極めるバロメーターとして、高い注目を集めていた。

 ラソ氏は選挙結果の操作が試みられた証拠があるとして、選挙の不正を訴え、「正当性のない政権を発足させようとする不正な試みに直面するエクアドル市民の意思を守り抜いていく」と語っている。
【翻訳編集】AFPBB News