Doctors Me(ドクターズミー)- 子どもの偏食は何が原因?好き嫌いを克服させる6つの改善方法

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ママたちを悩ませる「子どもの偏食」。
もし、このまま成長して、好き嫌いの多い大人になったら、どうしよう...。栄養のバランスなど身体のことも心配!と、不安にさせられると思います。

そんなママたちの不安を解消するために、今回は、子どもがなぜ偏食をするのか?子どもならではの原因と対策について、また、偏食が続くとどんなリスクがあるのかなど、医師に詳しく解説して頂きました。

子どもが偏食をしてしまう原因


大人にも食べ物の好き嫌いは存在し、なぜその食べ物が嫌いなのか自分でも説明がつかないこともあります。

子どもにだって同じようなことはありますが、子ども特有の偏食の理由には以下のようなものが考えられます。

発達段階に合っていない


食物の形・大きさ・硬さが、発達段階に合っていないため、嫌うことがあります。食べるために必要な歯や口の動きが難しいから、と言えるかもしれません。

警戒心が働く


苦みや酸味は本能的に「腐っているのでは」「毒なのでは」という警戒心が働くため、嫌いになりやすいです。

発想力が豊か


発想力が豊かなので、ピーマンが苦くて嫌いだったら、連鎖的に緑のもの全般が嫌いになるというようなことがあります。

軽度のアレルギーが原因


軽度のアレルギーがある食材を嫌うことがあります。じんましんなどの分かりやすいアレルギー症状はなく、軟便になる程度でもアレルギーの場合があります。

運動不足


便秘や運動量低下のため食欲が湧かず、食べたがらないこともあります。

子どもの偏食は何歳くらいから?


母乳は飲むが、粉ミルクは飲まないといったこともありますし、お母さんの食事によっては、母乳も嫌がることもあります。

離乳食が始まったら、よく食べるものと絶対口を開かないものが出てきます。偏食は生まれたときからあると言えるかもしれません。

子どもに多い苦手な食べ物

ゴーヤ、ピーマン、セロリ、レバー



苦味・酸味・辛味は苦手です。ゴーヤ、ピーマン、セロリなどの苦みのある野菜は、今も昔も子どもには嫌われます。レバーも苦味があります。

肉、タコ、イカ



硬かったり大きすぎて噛めないものも嫌がる傾向があります。肉、タコやイカなどです。

トマト、シイタケ、ナス、魚



食感が悪いトマトやシイタケ、色が気持ち悪いナスも嫌われることがあります。魚は骨を取るのが難しい、生臭さがあるなどの理由で嫌う子どもがいます。

子どもが偏食をした場合の健康リスク


生活習慣病


食べやすい炭水化物(特に糖分)や脂肪を多く食べた結果、肥満・糖尿病・脂質異常症・歯周病などの生活習慣病を患う子供が増えています。

味覚障害


様々な味、特に薄い味や素材の味を味わう体験をせずに、ジャンクフードや濃い味に慣れてしまうと、味の好みが偏る味覚障害になることがあります。

成長障害


ビタミンやミネラルが欠乏すると、背が伸びないなどの成長障害を招くことがあります。

子どもの偏食を治す方法


混ぜ込んで調理する


栄養を取らせたいということであれば、細かく刻んでオムレツ・お好み焼き・炊き込みご飯・ハンバーグ・ホットケーキ・クッキーなどに混ぜ込んだり、野菜スープにして、味を消した形で食べられるようにする方法があります。

果物を食べさせる


ビタミンや食物繊維を取らせたいだけなら、野菜を食べなくても果物で取ることもできます。

食感を良くする


ナス、カボチャ、ニンジンなどはフライにするとおいしく食感が良くなります。

おいしそうに食べてみせる


例えば、ピーマンをピーマンだと分かった上で、食材そのものの味をおいしいと思って食べてほしい場合は、難しいかもしれませんが、親や年長のきょうだいがおいしそうに食べてみせると良いかもしれません。

楽しい雰囲気で、家族みんなで料理したり食べたりという体験をして、楽しく食事をすることが大切ですね。

絵本を読んでみせる


食材が主人公になったような絵本を読んでみせたりする方法もあります。

食材に触れる機会をつくる


野菜を一緒に育ててみたり、魚を見に水族館に行ったり、スーパーで様々な食材を一緒に見たり、調理の手伝いをさせることで食欲が湧くこともあります。

最後に医師から一言


子どもが食べてくれないという悩みは多くのお母さんを悩ませています。

いろいろ工夫をするのも愛情ですが、ある程度は偏食をしていても問題なく成長できますので、気にし過ぎてお母さんの負担にならないようにしてください。

(監修:Doctors Me 医師)