主役は中村勘九郎&阿部サダヲ!

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 NHKの2019年大河ドラマ(第58作)の主役発表会見が4月3日、東京・渋谷の同局で行われ、中村勘九郎と阿部サダヲが主演することが明かされた。タイトルは「いだてん 東京オリムピック噺」で、勘九郎は日本人として初めてオリンピックに出場したマラソン選手・金栗四三、阿部は1964年の東京オリンピックを呼び込んだ新聞記者・田畑政治を演じる。

 宮藤官九郎が脚本を執筆。1912年のストックホルム大会から64年の東京大会まで、激動の52年間を紡ぎ、“知られざる五輪の歴史”にスポットを当てていく。2000年放送の「葵 徳川三代」以来、約19年ぶりの“主演リレー形式”を採用しており、前半パートでは勘九郎、後半パートでは阿部が主演する。

 勘九郎は「金栗さんを演じるにあたって、山ほどやることがある。マラソンの体にしないといけないですし、お写真を拝見するとものすごく黒いので、肌を黒くしないといけない。熊本弁もいちから勉強し、努めたいと思います」と表情を引き締め、「金栗さんのご子息に先ほどお電話で報告し、ものすごく喜んでいただきました。それが力になっています」とニッコリ。一方の阿部は現在放送中の「おんな城主 直虎」に出演中なだけに、「家康役をやっていて、まさか主役はないだろうと思っている時にこれだったので、本当にびっくりしています」と驚きを隠せず、「宮藤さんのテレビドラマには、10年以上出ていない。『あまちゃん』とかにも『出ているでしょ』って言われますが、出ていないんですよ」と述べていた。

 さらに99年の「元禄繚乱」では、勘九郎の父である第18代中村勘三郎が主演。勘九郎は、目を細めながら「父は大石内蔵助を演じていました。私は近代なので、ちょっと勝ったのではないかな(笑)?」とジョーク交じりに喜びを表現した。これに対し、阿部は「(元禄繚乱は)僕が初めて大河をやらせていただいた」と語り、「今作で勘九郎さんと主役をやるのは、不思議な気分ですね。あなたも勘九郎さんですもんね?」と愉快そうに話していた。

 また「父上がご健在だったら、どんなアドバイスがもらえそうか?」との質問に、勘九郎は「自分も出せって言うんじゃないですかね。宮藤さんのところに『俺が晩年やるよ』と直談判しに行くと思いますね」と笑った。「いだてん 東京オリムピック噺」は、19年1月から放送開始。