(写真左より)フィロ・ティアティアヘッドコーチ、田邉淳アシスタントコーチ

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今週末、ホームで『スーパーラグビー2017』ブルズ戦に臨むヒトコミュニケーションズ サンウルブズ。4月3日、新加入メンバーを主体に接戦を演じながら4連敗した第2〜5節のシンガポール・南アフリカ遠征のレビューが行われた。

スーパーラグビー2017 チケット情報

フィロ・ティアティアヘッドコーチ(HC)は「『スーパーラグビー』は世界で最も厳しいコンペティション。そんな中若手は力を発揮してくれた。どれだけチーム内で競争できるかがターゲット。これまでチーム内でいい競争はできている」と手応えを口にした。もちろん、開幕から5連敗と今季も厳しい戦いを強いられていることは指揮官も理解している。ただ強化に魔法や特効薬はない。強化の近道は「チームは毎週毎週よくなっている。トライも効率よく取れている。改善点はディフェンスだ。だが、そもそもプレシーズン2週間半ですべてをカバーするのは難しい。毎週毎週よくなっていくために、毎週毎週改善点をチームとしてレビューし、トレーニングを積んでいる」と日々の積み重ねだと強調した。

将来を嘱望される若手がサンウルブズで経験を積み、日本代表の底上げを図る。そのために、若手に求めるものは多い。ティアティアHCはジェイミー・ジョセフ日本代表HGと「常に蜜にコミュニケーションを取っているし、メンバー編成についても話し合っている」と明かした。その上で「田中史朗、堀江翔太のレベルまで若手を持っていきたい。選手はジャパンのジャージを着ることを目標に努力し、ひとりでも多くの選手にジャパンのジャージを着せることはコーチの責任」と語った。

また、ティアティアHCは『スーパーラグビー』が若手育成のためにあるとは思ってはいない。最優先事項は勝利である。「南アフリカのチームは大きくて強い。大きいチームと小さいチームが対戦すると、大きいチームがほぼ勝つ。でも毎回大きいチームが勝つわけではない。そのためのゲームプランを今週末用意している」とキッパリ。さらに田邉淳アシスタントコーチ(AC)は「大事なのはキックからのディフェンス。ブルズはセットピースが非常に強い。キックが重要になってくる」と具体的なプレーを付け加えた。続けて、田邉ACは「WTB、バックスリーがトライを取り切れているのはいい。理想を言えば、ポゼッションが少なく、トライできるのが一番。ボールを離してどうトライを奪うかはシーズンを通したテーマ」と明かした。

『スーパーラグビー2017』第7節・サンウルブズ×ブルズは4月8日(土)・秩父宮ラグビー場(東京都)にてキックオフ。5月27日(土)・秩父宮でのチーターズ戦も含めて、チケット発売中。