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Windows 10 Creators Update以降は、従量制課金のネット接続と設定していても、Windows Updateによる更新プログラムがダウンロードされてしまう可能性がある。外出先でスマートフォンのテザリングを利用している場合など、通信容量を食い潰しかねないので、Windows Update機能を一時的に無効化する方法を紹介しよう。

○更新が止められない? それならサービスを切ってしまおう

Microsoftが2017年3月に公式ブログで発表した内容によれば、利用者には再起動に関する2つの機能を提示するという。1つめの、「時間を一時的に上書きして再起動するタイミングを選択する」機能は、Windows 10 バージョン1607でも実装済みだ。

もう1つは、再起動時に利用者の確認を求めるダイアログを表示するというもの。Windows 10 Insider Previewでは、「設定」の「更新とセキュリティ/Windows Update」から「再起動のオプション」を開くと設定項目を確認できる。

上図のとおり、本機能はWindows 10 Homeにも加わる予定だ。以前からMicrosoftはProエディションに対して同種の制御機能を用意するとアナウンスしていたが、Creators Update以降はHomeエディションでも制御可能になる(予定である)。

さて、Windows UpdateはWindows 10のセキュリティホールを塞いだりバグを取り除いたり、新機能を追加したりする重要な更新システムだ。前回述べたように、間もなく登場するであろうWindows 10 Creators Updateでは、更新プログラムの適用時に自動再起動を抑止する機能が加わる予定である。

冒頭で述べた機能を利用することで、何らかの作業中にPCの再起動を求められても対応可能になる。とはいえ、従量制課金接続でネットワークにつないでいる場合、更新プログラムの自動取得自体が邪魔な存在になってしまう。そこで、Windows Updateの根幹となるサービス「wuauserv」を無効にすれば、一連の問題は解決できる。

この状態でWindows Updateを実行すると、通常はWindows Updateが動作していない、もしくはファイアウォールなどでサーバーとの連携を確立できない際に現れるエラー0x80070422が発生する。もちろん意図的にサービスを止めているため、大きな問題ではない。改めて会社や自宅のネットワークに接続し、サービス(Windows Update)を再び稼働させる場合は、「スタートアップの種類」を「手動」に変更してから、「開始」→「OK」と順にクリック/タップする。

これらの操作は、出先や帰社・帰宅時に実行するのは面倒なので、バッチファイルの用意をおすすめしたい。wuauservサービスの無効化と停止を行う場合は、下記コマンド1の内容を実行。同サービスの有効化と起動を行う場合は下記コマンド2の内容を実行する。

コマンド1
コマンド2
以下に示した図はコマンドプロンプト上で実行した状態だが、wuauservサービスの停止・稼働を簡単に実行できる。なお、コマンドの実行には管理者権限が必要だ。

阿久津良和(Cactus)

(阿久津良和)