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フィンランド・ヘルシンキで開催されたフィギュアスケートの世界選手権では、ショートプログラムで5位と出遅れた羽生結弦が、フリーで歴代最高となる223.20点を叩き出し逆転優勝を決めた。宇野昌磨もフリーで200点超えを果たし、堂々の2位になった。

すると、2日放送、フジテレビ「Mr.サンデー×HERO’S×世界フィギュア合体SP!」では、羽生と宇野が現地から中継で登場。宮根誠司アナウンサーの質問に答えた。

「恐れ入りました。フリーは」という宮根アナが、SP後の気持ちの切り替えについて尋ねると、羽生は「僕の中での切り替えは、あまりうまくできてなくて、ファンの方々の声とかサポートして下さっているチームの方々の声とか、そういうものに自信をつけられた」と答えた。

またフリーの演技後は、「自然の中に溶け込んでいく感じ」と語った羽生。「最初のループに入っていく前の冒頭のステップのところから、徐々に自分の意識が溶け込んでいくような感覚がありました」と振り返ると、「割と浮いてるような感じ」とも表現した。

続いて、宮根アナから「この1年間で4回転を新たに2種類マスターしたっていうのは、とんでもない練習したんでしょ?」と訊かれた宇野は、「昨シーズンは練習を追い込みすぎて試合のプレッシャーが逆に大きくかかってしまって、自分の思い通りのような演技ができなかった。今年は練習を去年よりしたかって言われると、してないと思います」とコメント。それでも、成長著しい要因を「自分で考えて練習するようになって、練習の質が大分変わった結果が、この試合に響いたんじゃないか」と分析した。

さらに、羽生の得点を見てからフリーの演技に臨んだ宇野は、その時の心境を訊かれると、「もう3枠は大丈夫、絶対これなら取れると思ったので僕の演技をしようって思いました」と明かすと、「もうユズ君があれだけの演技をしたので、僕はすごい気楽に滑ることができました」とも。プレッシャーを感じるどころか、その気持ちはむしろ楽になったという。

その他にも、エキシビションの模様が紹介されると、宮根から「4回転のアクセルにチャレンジしたんじゃないかっていう情報があった」と訊かれた羽生は、「いや、してないです。してないです」とキッパリと否定。「ひたすらトリプルアクセルのリベンジをしようと思った」などと釈明したが、「4回転のルッツ、練習してたでしょ?」と訊かれた宇野は、「はい、してました」と苦笑い。

今大会では、羽生、宇野、ボーヤン・ジン、ハビエル・フェルナンデスの上位4選手が300点超え。改めて異次元の領域に突入したことを感じさせたが、羽生は平昌五輪を「この延長線上」と表現。新たな4回転ジャンプの導入については「今は考え中」とすると、「フリーで4回の構成をしっかりやり切れた達成感はありますし、充実感とか、自分の中でできるんだという自信にもなったので、これから練習して色々考えていきたい」と話した。