30日、先進国よりも3〜4年ほど後れを取っていると言われる韓国の自動走行技術だが、このほど韓国のIT大手ネイバー(NAVER)がこの分野への参入に手を挙げた。写真はネイバーが公開した自動運転車。

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2017年3月30日、先進国よりも3〜4年ほど後れを取っていると言われる韓国の自動走行技術だが、このほど韓国のIT大手ネイバー(NAVER)が、生活をより快適にする「生活環境知能開発」を目標に掲げ、この分野への参入に手を挙げた。韓国経済テレビなどが伝えた。

韓国IT業界で初めて国から自動走行車の道路走行一時許可を受けたネイバーは30日、ソウルモーターショーで独自開発中の自動走行車を発表した。同車両は地図データ把握など人間の頭脳の役割をするソフトウエアを強化した点が特徴で、自動車の上に付いた8つのカメラと「画像認識技術」により物体を区別し、自動車が人工知能により自ら学習、判断して走行する。また、3次元の屋内地図製作技術を用いることで、トンネルや建物のような屋内での自動走行も目標としているという。

ネイバーがこの分野に参入したのは、グーグルやインテルなど世界的なIT企業と肩を並べるためだ。グーグルは自動走行車を担当する事業部を独立させ、視覚障害者を乗せた自動走行試験に昨年成功、インテルは自動走行の中核技術として挙げられるカメラシステムメーカーのモービルアイ(Mobileye)を買収し、自動走行車の開発に拍車を掛けている状況だ。

この報道に対し、韓国のネットユーザーからは「自動走行技術って夢があるね、なんだか楽しそう」「ネイバーがここまで成長したとは感慨深い」「長距離通勤する人にとって自動走行技術は夢のような技術だ」「酒を飲んでも、代行運転を頼まなくて済む」など、好意的な意見が多く寄せられた。また、「ハッキングを防ぐ技術も必要」「自動運転が実用化するためには、解決せねばならない問題がまだ多くありそう」など現実的な意見もあった。(翻訳・編集/三田)