4月1、2日、福岡国際センター(福岡市)で全日本選抜柔道体重別選手権大会が、男女各7階級で行われた。

 8〜9月にブダペスト(ハンガリー)で開催される世界柔道選手権大会の代表選考も兼ねており、大会終了後の強化委員会で女子78キロ超級と、男子100キロ超級を除く各6階級の代表が出揃った。

■試合結果(男子)

 60キロ級

 優 勝 永山竜樹(東海大学) 準優勝 高藤直寿(パーク24)

 66キロ級

 優 勝 阿部一二三(日本体育大学) 準優勝 高市賢悟(旭化成)

 73キロ級

 優 勝 橋本荘市(パーク24) 準優勝 立川新(東海大学)

 81キロ級

 優 勝 永瀬貴規(旭化成) 準優勝 渡邉勇人(了徳寺学園職)

 90キロ級

 優 勝 向翔一郎(日本大学) 準優勝 加藤博剛(千葉県警察)

 100キロ級

 優 勝 ウルフアロン(東海大学) 準優勝 羽賀龍之介(旭化成)

 100キロ超級

 優 勝 王子谷剛志(旭化成) 準優勝 影浦心(東海大学)

■試合結果(女子)

 48キロ級

 優 勝 近藤亜美(三井住友海上) 準優勝 渡名喜風南(帝京大学)

 52キロ級

 優 勝 志々目愛(了徳寺学園職) 準優勝 角田夏実(了徳寺学園職)

 57キロ級

 優 勝 宇高菜絵(コマツ) 準優勝 舟久保遥香(三井住友海上)

 63キロ級

 優 勝 津金恵(筑波大学) 準優勝 能智亜衣美(了徳寺学園職筑波大学

 70キロ級

 優 勝 新井千鶴(三井住友海上) 準優勝 新添左季(山梨学院大学)

 78キロ級

 優 勝 梅木真美(ALSOK) 準優勝 濱田尚里(自衛隊体育学校)

 78キロ超級

 優 勝 素根輝(南筑高校) 準優勝 稲森奈見(三井住友海上)

■世界選手権代表(男子)

 60キロ級 高藤直寿(パーク24)、永山竜樹(東海大学) 66キロ級 阿部一二三(日本体育大学) 73キロ級 橋本荘市(パーク24) 81キロ級 永瀬貴規(旭化成) 90キロ級 保留(4月29日全日本選手権終了後に決定) 100キロ級 ウルフアロン(東海大学) 100キロ超級 4月29日全日本選手権終了後に決定

 ※60キロ級以外の2枠目についても、合わせて4月29日全日本選手権終了後に決定

■世界選手権代表(女子)

 48キロ級 近藤亜美(三井住友海上) 52キロ級 角田夏実(了徳寺学園職) 57キロ級 芳田司(コマツ) 63キロ級 派遣なし 70キロ級 新井千鶴(三井住友海上) 78キロ級 梅木真美(ALSOK)、佐藤瑠香(コマツ) 78キロ超級 4月16日皇后盃全日本女子柔道選手権終了後に決定

 ※78キロ級以外の2枠目についても、合わせて4月16日皇后盃全日本女子柔道選手権終了後に決定

■選考結果について 63キロ級は唯一の派遣見送り

 昨年11月の講道館杯以降、年末のグランドスラム・東京、2月のグランドスラム・パリなどの国際大会で結果を残している選手が選考されており、全体的に順当な選考になった。

 ただ、女子63キロ級のみ男女全14階級のうち唯一の派遣見送りとなったのは残念だ(男女最重量級の2階級、男子90キロ級を除く)。

 これについては、全日本女子の増地克之監督も会見で、「昨年末のグランドスラム東京や2月の欧州で優勝者が出なかった唯一の階級。結果を残していない選手は使わない」と説明しており、翌年以降の各選手の奮起を促す形となった。

●男子90キロ級はケガの回復次第

 男子90キロ級は、唯一選考が保留された階級となった。

 代表候補として16年リオ五輪金メダルのベイカー茉秋(日本中央競馬会)を選考したものの、昨日の試合(1回戦)で古傷の右肩を負傷して棄権。精密検査の結果を見て出場可否の判断を行い、4月29日に行われる全日本選手権後に最終決定することとなった。

 90キロ級は日本柔道男子が苦手とする階級で、ベイカー以外に各種国際大会で結果を残している選手はいない。そういった点から見て、検査結果が思わしくなく出場できない場合には90キロ級の代表派遣も見送られる可能性が出てきた。