「ナチュラルな金髪にしただけなのに」と母親(出典:http://www.mirror.co.uk)

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学校によりその規則は異なるが、日本と同じようにイギリスでは髪を染める生徒に厳しい処罰を下す学校も少なくないようだ。このほど髪の一部を金髪に染めた男子児童が、学校側から処罰として行事への不参加を言い渡された。この児童の母親が激怒していることを英紙『Mirror』など複数メディアが伝えている。

英ストーク・オン・トレントのバックナルに住むタニア・ヒューイットさん(30歳)は、息子ブラッドリー君が通っているキングスランド・アカデミーに憤りを隠せない。

事の発端は昨年10月、ブラッドリー君が「クラスの子が髪を染めているから自分も染めたい」と言い出したことだった。「冬休みになったら染めてもいい」と伝えたタニアさんは、息子の願いを叶えることにした。「もし気に入らなかったとしても冬休み中にはまた染め直して学校に戻れる」と思っていたからだ。

しかし金色に染められた髪を気に入ったブラッドリー君は休みが明けてもそのまま登校し、学校側から注意された。しかもブラッドリー君は罰としてクラスメートが水泳やロッククライミングなどに参加している間、教室で先生と座っていなければならなかったという。また、バーミンガムへの遠足も参加の許可をもらえなかった。

髪を染めたことで校則違反とし、行事に参加させないことにタニアさんが苦情を言うと、学校側は「奇抜で目立つヘアスタイルや染髪は禁止している」と返してきた。しかしタニアさんは「だったら、どうして息子と同じように染髪している女子2人は遠足に参加できたのよ。女の子は良くて男の子はダメっていうのはどう見ても不公平でしょう」と不満を露わにした。

学校側は規則だからと「息子さんに、ヘアスタイルを変えて色を戻すように説得してください」とタニアさんに伝えたが、「息子が派手な赤や青色に染めたいっていうならもちろん反対しますよ。でも、ナチュラルな金髪ですよ。息子がプラチナブロンドにしたいと言った時もそれはやり過ぎでしょうと反対したんです。でも学校側に不公平な対応をされるなら、息子が染め直したいと言わない限り私は強制はしません」と話し、「どうせ息子は7月には中学に上がるので別の学校へ行くんです。息子もあと少しだから不公平な罰に我慢すると言っているようです」とあくまでも校則に倣うつもりはないようだ。また学校と揉めた後にも、タニアさんは再びブラッドリー君の髪を金色に染めている。

ブラッドリー君の祖母のアマンダ・ウエバーさん(49歳)も「ブラッドリーはこれまで100%の出席率で、学校に行くのをいつも楽しみにしている子供でした。でも今回の件があって、学校へ行きたがらなくなってしまったんです。決して悪い子ではないのに、学校側の対応が酷すぎます」と怒りを口にしている。

なおキングスランド・アカデミー側は、メディアに「個人的な児童の問題に関しては一切コメントできません」と述べている。

このニュースを知った人々からは「10歳の子供に髪を染めることを許すのが間違い」「ナチュラルな金髪って染めているんだからナチュラルじゃないでしょう」「自分が怒ってるからって校則違反させたままにするってどんな母親だよ」といったタニアさんへの批判が寄せられている。

出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)