2日、米誌フォーブスは「中国経済の奇跡はまだ完結していない。第2段階に入った」とする記事を掲載した。写真は上海。

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2017年4月2日、米誌フォーブスは「中国経済の奇跡はまだ完結していない。第2段階に入った」とする記事を掲載した。

経済成長の鈍化に伴い、一部に「中国の奇跡は終わった」との声も出ているが、誤った認識だ。中国の奇跡は第2段階に入った。中国が目指すのは「安定の中の前進」。中国の製造業と輸出は、成熟した国内総生産(GDP)の生産者になった。成長継続のポイントは4つだ。

まずは消費。「スーパー消費者」は新たな流れを作り出している。今後10年は勢いを保つだろう。欧米企業はかつて11月11日の「独身の日」や春節(旧正月)を売り時とは捉えなかった。中国人観光客の嗜好がブランドやサービスの未来を左右する時代だ。

次に科学技術革新。創造と技術の商品化が今後の成長の鍵を握る。上海はすでに米ニューヨークを抜き、世界一成長著しい科学技術の研究拠点になった。少し前には考えられなかったことだ。

さらに先進的な製造業。低レベル、価値の低い製造業は欧米へ戻ったが、高付加価値分野は残った。かつて日本やドイツは中国製の靴下を買っていたが、今や中国は電子機器を売っている。

最後にサービス業。中国経済の将来を決める鍵になるだろう。金融、保険、不動産、医療分野が、今後の富を生む礎になる。(翻訳・編集/大宮)