春めいてくるのと同時に、太陽の光もパッと明るくなったように感じませんか。そして冬の間モヤモヤとしていた心が、日の光とともに晴れやかな気分に変わるのはなんとも不思議なことです。このように太陽の光には私たちを元気にしてくれるチカラがありますが、逆にあまり日光に当たらずにいると、体調不良を起こす原因ともなることがあります。

体内時計を調節してくれるのは太陽の光

そもそも人間は太陽の光に当たらずに生活していくことは可能なのでしょうか。人間の体が持つリズムは1日24時間45分程と、通常の1日の時間よりも少し長めです。しかし太陽に当たることで体内時計がリセットされ、1日24時間のサイクルに合わせられるようになります。しかし太陽に当たらずにいると、次第にズレが生じていき体調を崩す原因となります。私たちにとって体のリズムを整えるために太陽はなくてはならないものなのです。

日光不足はうつになる原因に

太陽の光が不足すると体のリズムが狂い、不眠や食欲不信、あるいは過食など生活習慣を乱す恐れがあるだけでなく、セロトニンの分泌量まで減ってしまいます。セロトニンは幸せホルモンとも言われるように、体をリラックスさせて心に安らぎを与えるホルモンです。毎日曇り空、もしくは雨ばかり降っていると、気分が塞ぎがちになるという経験はありませんか。それは太陽の光が影響しセロトニンが減っているせいでもあるのです。こうして光を浴びる量が少ないままだと、うつなど精神面で支障をきたすことがあります。例えば冬の間に気分が塞ぎがちになる「冬季うつ」、あるいは室内にこもりがちなシステムエンジニア(SE)の方が陥りやすい「SEうつ病」などがその一例です。

朝起きたら朝日を浴びよう

太陽光は健康を保つために必要不可欠であり、うつの治療のために人工的な光を照射する「光療法」を用いることもあるくらいです。自然に体内リズムを整える方法として、まず朝起きたら日の光を浴びてみましょう。仕事が室内でなかなか日光に当たる機会がないという方にはおすすめです。朝日に当たるだけで心身ともに元気になるのを感じるでしょう。日中も休憩時間に少し外に出てみたり、休日は短い時間でも光の下で過ごしてみましょう。また部屋の中にいる時は、紫外線を気にしてカーテンを閉めっぱなしにしてしまうのは残念です。紫外線カット効果のあるフィルムを活用すれば、肌の老化を心配することなく、安心して気持ちよく室内でも日光浴できるようになりますよ。


writer:Akina