台湾「海洋調査権ある」  EEZの重複指摘、日本との協力も示唆

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(台北 2日 中央社)外交部は2日、日本が主張する排他的経済水域(EEZ)内で日本の同意を得ずに台湾が海洋調査を行っているとした産経新聞の報道に対し、日本と台湾が主張するEEZには重複する個所があるとの認識を示した上で、台湾のEEZ内では調査の権利があるとするコメントを発表した。一方で科技部(科学技術省)の関係者は日本との協力の可能性を示唆している。

外交部は、日台は昨年開かれた「海洋協力対話」でワーキンググループの設置が決まったとし、EEZの重複海域での海洋調査について、これを利用して双方が納得できるよう適切に対処したいとしている。

科技部の関係者は、海洋調査船1号、2号、3号は毎回調査出発前に関係各方面と調整を行い、台湾が主張する海域内だけを航行することを確認していると説明。日本との協力については準備段階とし、明確な時期は決まっていないとした。

(蔡怡杼、顧セン/編集:齊藤啓介)