両チーム最多の4本のシュートを放ったFC東京U-23FW久保建英

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[4.2 J3第4節 F東23 1-2 鹿児島 夢の島]

 積極果敢にシュートを放った。その数は両チーム最多となる4本。しかし、FC東京U-23のFW久保建英にゴールは生まれなかった――。

 この日のF東23は、オーバーエイジとしてFW前田遼一、MF梶山陽平らを起用。いつもとは違うメンバーと試合に臨むにあたり、久保は「普段とは違った選手たちとのプレーで、その選手に合わせて良いプレーができると思っていた」。チームを率いる中村忠監督は「遼一がトップでターゲットになり、そこにボールが入ったときにサポートを早くすればチャンスになる。久保には遼一の近くでプレーして引き出してほしい」と伝えていたようだ。

 組み立てに関与してリズムを生み出すだけでなく、久保はフィニッシュの場面にも幾度となく顔を出す。まずは前半32分、DF田中秀人にプレッシャーを掛けてボールを奪い取ると、ドリブルで運んで左足のシュート。さらに同43分には梶山の落としからPA内に進入して左足で、同アディショナルタイムにはPA外から左足で狙ったものの枠を捉え切ることができず。

 後半はなかなかシュートまで持ち込めなかったものの、後半39分にこの日最大の見せ場を創出する。中盤でボールを受けると、3人に囲まれながらもドリブルを開始。左サイドから右サイドに流れて、寄せてくる相手を振り切ってPA内に進入すると、右足でシュートを放ったがボールは相手選手にブロックされてネットを揺らすには至らなかった。

 決めればJ最年少得点記録を更新することになる状況が続くが、「記録の意識はしていない」とキッパリ。しかし、特に後半39分の場面では悔しさを表したように、「決めるべきところだったので、外して不甲斐なかったです」と無得点に終わったことには悔しさを滲ませた。今年度からは高校生となる15歳は、「成長できるところまで成長したい」とさらなる進化を誓っている。

(取材・文 折戸岳彦)
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