逮捕され、ソウル拘置所に収監された朴槿恵前大統領。容疑者として、これからどんな生活が待っているのだろうか。韓国・連合ニュースは「拘置所に到着した朴前大統領は簡単な健康診断を受けた後、番号が書かれた服に着替えました」と報道した。

 また、韓国メディアによれば、収監されるのは2坪あまりの独房で、テレビ、水洗トイレ、床暖房が完備されているという。食事は1食140円ほどのもので、ご飯、汁物、4種類のおかずのみ。拘留期間は最長で20日間。検察は次期大統領選挙戦への影響を考え、4月中旬にも起訴に踏み切るとみられている。

 朴前大統領にはどのような刑が下されるのだろうか。コリア・レポート編集長の辺真一氏は「韓国初の女性首相が朴政権下で9000万円の収賄容疑で実刑2年の判決が下されていた。朴前大統領は40数億円。実刑2年じゃきかないだろう。下手すると無期懲役。もちろん韓国にも恩赦があるから2~3年で出てこれるとは思う」と推測した。

 一方、次期大統領最有力と目されている文在寅(ムン・ジェイン)氏は対日強硬派として知られる人物だ。日本との安全保障の問題はどうなるのだろうか。辺氏は「日本との軍事機密の共有協定を更新しないだろう。アメリカに対してもNOという政権になる。北朝鮮に対しては、協力と対話路線にもっていくと言われている」と話す。そうなると、日本の安全保障にとってはマイナスになってしまう。

 北朝鮮と対話路線を取ろうとする文在寅氏の中に、南北朝鮮の統一という狙いはあるのだろうか。辺真一氏は「無いだろう」と言う。「南北統一を語る人は朝鮮半島で多くない。韓国に吸収する力もない」。いま北朝鮮を吸収すれば、韓国の経済は共倒れになってしまう。そのため統一を望む人がいないのが現状だ。

 さらに、慰安婦像をめぐって一時帰国中の駐韓大使を帰国させるべきか否かの議論もある。自民党参議院議員の青山繁晴氏は「危機的状況だから一旦韓国へ戻したらどうだという意見もあるが、慰安婦問題も解決していない中で戻すのは意味がよく分からない」と、戻すべきではないと主張した。

 朴大統領の逮捕、そして次期大統領選挙。北朝鮮の脅威が高まる中、韓国の混乱はどのように収束していくのだろうか。(AbemaTV/みのもんたのよるバズ!より)

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