随所でコンディションの良さを見せた久保だが、待望のJ初ゴールは挙げられなかった。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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[J3リーグ4節]FC東京U-23 1-2 鹿児島/4月2日(日)/夢の島
 
 4月2日、J3リーグのFC東京U-23と鹿児島ユナイテッドの一戦が夢の島競技場で行なわれ、Jリーグ史上最年少ゴールの更新に注目が集まる久保は、前田遼一や梶山陽平らとともにホームチームのスタメンとして出場。4-4-2システムのもと、元日本代表で35歳の前田と2トップを組み、立ち上がりから積極果敢に鹿児島ゴールに迫った。
 
 右サイドやトップ下の位置に流れてはボールに触り、17分にFWユ・インスへ絶妙なスルーパス。31分には執拗な追い込みからスライディングタックルで相手DFからボールを奪い、そのまま持ち込んで左足でシュートを放つ。42分に前田のポストワークからチャンスを掴み、44分にもゴール前25メートルから豪快にミドルを狙うも、決め切れなかった。ゴールの予感を漂わせた。
 
 ところが後半、攻勢を強めた鹿児島の前にFC東京U-23は押し込まれる展開が続き、久保はほとんどボールに絡めなくなる。51分、72分と鹿児島にゴールを奪われ、途中出場のMF小林幹の2試合連続弾で1点を返すも、反撃はそこまで。久保は83分に5人を引きずりながら強引に仕掛け、右足でミドルを撃ち込んだのが後半最大の見せ場となり、チームは1-2で敗れた。
 
 2004年5月に東京ヴェルディ時代の森本貴幸(現川崎フロンターレ)が15歳11か月と28日で記録したJリーグ最年少得点記録。鹿児島戦で決めれば15歳9か月と29日での新記録更新だったが、まだチャンスは残されている。10節のギラヴァンツ北九州戦(5月28日)がリミットだ。とはいえ4〜5月は年代別代表の合宿やプレミアリーグEASTの試合などが入り込んでくるため、久保にとって今回の鹿児島戦がラストチャンスとも言われていた。
 
 先週は飛び級選出されたU-20日本代表のドイツ遠征に参加し、3試合で2ゴールを奪うなど大いにアピール。今年はその年代別代表としての活躍も期待され、U-17とU-20のふたつのワールドカップへのエントリーが有力視されている。高校1年生となって臨むビッグシーズン。鹿児島戦でゴールを奪えなかった久保だが、春先から、好調を維持している。