1日にヘルシンキで行われたフィギュアスケートの世界選手権・男子シングルで、優勝した羽生結弦と2位に入った宇野昌磨に中国のネット上では対照的な評価が寄せられている。

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1日にフィンランドのヘルシンキで行われたフィギュアスケートの世界選手権・男子シングルで、優勝した羽生結弦と2位に入った宇野昌磨に中国のネット上では対照的な評価が寄せられている。

ショートプログラム(SP)で5位と出遅れた羽生は、この日のフリーで自らの持つ世界記録(219.48点)を更新する223.20点をマークし、合計321.59点で大逆転優勝を果たした。2位には319.31点の宇野、3位には303.58点の中国の金博洋(ジン・ボーヤン)が入った。SPトップのハビエル・フェルナンデス(スペイン)は4位、同3位のパトリック・チャン(カナダ)は5位だった。

この結果を動画付きで伝えたCCTVの中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントには、中国のネットユーザーからさまざまな声が寄せられているが、羽生と宇野には異なる声が挙がっている。

羽生に対しては、「羽生、優勝おめでとう!」「確かに羽生は完璧だった。美しかった」「絶対王者だ」「羽生結弦は確かにすごい。CCTVの解説も絶賛していた」「私のママは『羽生以外の選手は全然ダメ』だって」「羽生結弦を超えられるのは羽生結弦だけ」など、称賛するコメントが相次いでいる。

一方で、宇野が2位に入ったことには「同じ日本人だが、なぜ審判は2位の選手に点数を甘く付けるのか」「1位と3位にはおめでとうと言おう」「羽生結弦がやっと優勝した!でも正直、2位には納得いかない」など、ジャンプで乱れがありながらフリー世界歴代3位の高得点が出たことに不満を表すコメントが相次いでいる。

背景には、羽生が中国でも圧倒的な人気を誇っていることに加え、2月に行われた札幌冬季アジア大会の件もある。同大会では、SP2位の宇野がフリーのジャンプで2度も転倒しながらSP1位の金博洋を逆転して優勝したことが、中国だけでなく日本でも物議を醸した。そのため、ネットユーザーからは、「宇野は今年、審判の庇護を受けすぎだ」という声も挙がっている。(編集/北田)