ドル・円為替、4月2日今週のポイントと米主要イベント

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 4月1日、2日は土曜・日曜のため市場は休みである。明日から本格的に新年度の4月市場がオープンすることになるのだが、3月の値動きはどうだっただろうか。最高値は1ドル115円50銭、最安値は1ドル110円11銭と5円もの値動きをしたのが先月の為替相場である。4月もこのような大きな動きがあるのか気になるところだ。

 現在のドル円為替相場は1ドル111円35銭とややドル高に傾いている。予想を上回るアメリカ経済の状況と、利上げペースの加速への期待感からドル買いにつながっている。これから2月、3月の経済指標が続々と発表されることになるが、これはドル買いの材料になるのだろうか。10月から12月のアメリカGDPは上向きであったが、問題は1月以降のアメリカ経済がやや低調に推移している点だ。示される指標によっては続々円買いに流れる可能性がある。そうなると利上げペースの加速の話は立ち消えになるだろう。3月並みの円高ドル安のトレンドになるかもしれず、毎日の指標の発表には注目していきたい。4月5日の3月ISM非製造業指数は、7日に発表される3月雇用統計を占うことができることから、重要な指標となる。

 今週は前半に連銀総裁やFRB理事の講演が多く予定されているが、大きく市場に影響を及ぼすのは5日のFOMC議事要旨の公開後になるだろう。その後には、ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁、ダドリーニューヨーク連銀総裁の講演を控えている。利上げに関するコメントには注意が必要だ。

 そして週末のフロリダ州からは目を離せない。トランプ大統領が中国国家出席を迎え、北朝鮮問題、貿易問題、為替問題について話をする。ここで話が決着するとは考えられないが、どのような流れになっていくのかによって市場に大きな影響を及ぼすことになるだろう。仮にアメリカと中国が仲良く協力し合って進めていくような雰囲気になれば、ドルは勢い良く買われることにもつながる。

 4月は今週が最も大切な週になるのかもしれない。