1日、第1回「慰安婦」博物館会議が東京都内で開催された。写真は中国の上海師範大学構内に設置された慰安婦問題を象徴する少女像。

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2017年4月1日、中国国営新華社通信によると、第1回「慰安婦」博物館会議が東京都内で開催された。日本、韓国、中国、米国などにある旧日本軍慰安婦関連の博物館関係者ら約200人が出席し、慰安婦の歴史記憶を継続して保存し伝承するために連携して活動することを盛り込んだ共同声明を採択した。

「女たちの戦争と平和資料館」館長の池田恵理子氏は「日本政府は終始、慰安婦犯罪が負わなければならない法的責任を認めることを拒否し、歴史を改ざんし忘れさせようとしている」とし、「私たちはこのような残虐行為を根絶するために団結して声を上げなければならない」と語った。

中国江蘇省南京市にあるアジア最大で保存状態が最も良い慰安所跡「南京利済巷慰安所旧址陳列館」の蘇智良(スー・ジーリアン)館長は「博物館は都市と民族が時空を越えて歴史記憶を強めるための空間だ。旧日本軍が慰安婦に対して行った人権侵害の犯罪行為について、専用の展示場所を設け、責任を追求し、教訓を汲み取らなければならない」と述べた。

フィリピンの元慰安婦支援団体「リラ・ピリピナス」のレチルダ・エクストレマドゥーラ代表は「日本政府は私たちが声を上げるのを阻止することはできない。すべての被害者が死亡したとしても、次の世代はまだこの歴史を知る必要がある」と語った。

会議には複数の慰安婦被害者から手紙や映像を通じて声が寄せられた。中国の元慰安婦、韋紹蘭(ウェイ・シャオラン)さんは手紙で「私たちを忘れないで」と訴えた。韓国の元慰安婦、李容洙(イ・ヨンス)さんは「世界各国に慰安婦博物館を設置することはとても簡単なことではない。この事業に関わるすべての人を誇りに思う」と語った。

会議は最後に共同声明を発表し、「日本政府が関連する犯罪の責任を取るために圧力をかけ続ける」「戦争のない、女性の人権が守られる平和な世界をつくるために、これからも連携して活動する」とした。(翻訳・編集/柳川)