1日、ヘルシンキ(フィンランド)で行われたフィギュアスケート世界選手権第4日目の男子フリーで、羽生結弦が世界最高得点を出した。この結果、ショートプログラムで5位だった羽生は大逆転で優勝し、3年ぶりに世界王座を奪回した。またショートプログラム2位だった宇野昌磨もフリーとの合計で2位に入り、日本勢のワンツーフィニッシュとなった。

 羽生はショートプログラム98.39点で5位と出遅れたため、最終グループの1番手として登場した。最初の4回転ループをぴたりと決めると場内から歓声が湧きあがり、さらに4回転サルコーも綺麗に決まると演技も引き締まる。3回転フリップ、4回転サルコーからの3回転トゥループ、4回転トゥループ、3回転半からの2回転トゥループ、3回転ルッツと続く。次々と繰り出すハイレベルのジャンプも全てノーミスであり、会場は大歓声に包まれた。

 羽生の得点はフリーでは世界最高となる223.30点となり、トータルの321.59点を抜く者はこの後、いなかった。喜びに満ちた羽生であったが、ショートプログラムの反省も忘れず今後はまだまだ得点を伸ばすつもりだ。宇野もショートプログラムに続いてフリーでも自己新となる214.45点を出し、トータル319.31点で僅差の2位に入った。