近頃、やたらとタイトルの長いライトノベル作品が続々と出現し、ファンたちの間で「どれだけ長くなるのか」と話題を集めている。日本のサブカルチャーを好む若者が多い中国のネット上ではこういった話題には敏感に反応するのだが、この程、ある中国のネットユーザーが日本の「ラノベ」に負けないという長いタイトルの中国語書籍を持ち出して来た。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 近頃、やたらとタイトルの長いライトノベル作品が続々と出現し、ファンたちの間で「どれだけ長くなるのか」と話題を集めている。日本のサブカルチャーを好む若者が多い中国のネット上ではこういった話題には敏感に反応するのだが、この程、ある中国のネットユーザーが日本の「ラノベ」に負けないという長いタイトルの中国語書籍を持ち出して来た。

 中国のポータルサイト・今日頭条に1日この件について投稿した、「次元手術刀」という名のネットユーザーは「ずっと日本のラノベのタイトルはものすごく長いと思っていた。この本を見るまでは・・・」とした上うえで、1冊の中国語書籍の画像を掲載している。そのタイトルは「毛沢東思想和中国特色社会主義理論体系概論」となっている。しめて20文字のタイトルである。

 20文字というのは50文字級のラノベのタイトルに比べるとちょっと物足りない長さではあるが、書籍のタイトルとしてはやはり長い。しかも全部漢字だとよけいにそう感じる。日本語にすると「毛沢東思想および中国の特色ある社会主義理論体系概論」となるこの書籍は大学の教科書で、「毛概」と2文字に簡略して呼ばれるとのことだ。

 ところで「毛沢東思想」とはいかにも中国的な教科書で。中国の大学生にとっては思想の基本、バイブル的存在なのだろうか。しかしネットユーザーの感想を見てみると「毛概の授業は基本的にスマホいじりをしている」、「寝ながらスマホいじり」、「内容は無味乾燥」、「こんなものまじめに授業受けて学習している人が何人いるというのか。読んで分かるのは理想と現実があるということ」、「試験科目じゃないし」とのこと。

 草葉の陰で毛沢東も泣いているかもしれない。死後40年、中国の社会も大きく変わったのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)