女性に多い冷え性や貧血。貧血がなぜ良くないかというと、血液に乗って運ばれるはずの栄養や酸素がいきわたらないからです。では、血液が通る道路である血管が詰まったり細くなったりしていたら? やはり栄養や酸素がいきわたらなくなってしまいます。今回は毛細血管の老化と老化を防ぐTie2(タイツー)についてご紹介します。

血管の9割は毛細血管でできている

体中に張り巡らされている血管は、太い血管が1%、残りの99%は毛細血管なのだそうです。毛細血管は名前の通り細い細い血管で、実は常にできたり消えたり流れが変わるといった変化をしています。健康な毛細血管がしっかりと末端まで張り巡らされていれば、各組織に栄養や酸素がいきわたり「血の巡りが良い」状態。しかし、加齢や栄養不足などで血管の壁がもろくなり、隙間ができるようになると、この隙間から栄養や酸素が漏れるようになり、運搬が滞ってくるのです。

毛細血管の役割を果たせなくなる「ゴースト血管」

よく血管は輪ゴムに例えられます。新品の輪ゴムは伸びも良く、伸びても元に戻りますよね。しかし古くなった輪ゴムはどうでしょう? 伸びたままで戻りは悪く、伸ばすとあちこちちぎれかけています。血管も同じように高血圧や動脈硬化で血管が硬くなると詰まったり、ちぎれたりしてしまうのです。それが脳梗塞や脳出血。毛細血管ももろくなるとボロボロになり途切れたり、血管が消えてしまう「ゴースト血管」になります。しかも一度老化してしまった血管はなかなか元には戻りません。ゴースト血管では栄養や酸素を運搬できず、体自体が老ける原因にもなります。

毛細血管を強化するTie2(タイツー)1
どうやって摂取できる?

血管の老化を予防できると注目されている成分、それがTie2(タイツー)とアンジオポエチン-1です。タイツーは血管の壁を強化してくれる役割があり、それを活性化してくれるのがアンジオポエチン-1。血管と同じくリンパ管でもその効果を発揮してくれます。これらを摂取するには、島胡椒ともいわれ沖縄では日常的に使われているというヒハツが有名。ヒハツは中国やインドでも冷え性改善の生薬として使われているそう。他にシナモンやルイボスティーからも摂取できます。ヒハツを直接摂りにくい場合は、ヒハツのサプリメントもあるようです。血管が役割を果たせなかったり、消えたりしてしまったら、美容どころか健康面でも心配な状況になってしまいそうですよね。見えないところだからこそ過信せず、中から元気になりたいものです。


writer:しゃけごはん