「ラッキー」な今季初弾も…失点悔やむ橋本拳人「準備ができていなかった」

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「狙っていたわけではありません。こぼれてきたところにたまたまいたので、打ち込むことができました。ラッキーでした」

 同点に追い付いて迎えた76分のセットプレーの場面。相手DFがヘディングでクリアして高く上がったボールを、相手GKがキャッチミス。ボールの行方をしっかりと目で追っていた橋本拳人が、こぼれてきたボールにすかさず反応し、左足を振り抜いた。

 真っ直ぐにゴール裏のサポーターの元へ走り寄り、チームメートと輪になって喜びを爆発させる。そして輪が解けると、昨日産まれた大久保嘉人の4男に対するゆりかごのパフォーマンス。「東(慶悟)選手だったか、誰かが言って始まった感じ。僕は忘れていたので、シンプルに喜んでました」と、実は自分の発案ではなかったことを明かした。

 田邉草民とのダブルボランチで試合はスタート。1点ビハインドで迎えた58分に田邉がピーター・ウタカと交代すると、アンカーの位置に入った。そのウタカが同点弾を叩き込み、6分後に逆転ゴールを決めたのが橋本だった。だからこそ「勝てなくて残念」と本音を漏らす。

「終盤になって、相手のボールホルダーに対してシンプルにプレッシャーに行けなくなった。相手のロングボールに対して、うちの準備ができていなかった。フリーでクロスを上げられてしまうと、中に強い選手がいるので、こぼれたところからああいうシーンは起こりうる。クロスを上げられないようにするべきだった」と、今季初ゴールも、その後の失点を悔やんだ。