ウタカ、圧巻の2発も勝利に導けず「アグレッシブに攻めなければ」

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 圧巻の2発だった。70分、阿部拓馬のクロスに対し、中央で待ち構えて豪快にヘディングシュート。さらに86分には、ロングボールを相手DFが頭で落としたところをすかさず拾って無人のゴールに流し込んだ。

「得点を決めたことは素直に喜ばしくうれしく思う。ただチームが勝点3を取れなかったことが非常にくやしいので、取れていたらもっともっとうれしかったと思う」と、この日、2得点を挙げたピーター ウタカ。

 1点目は同点弾で、敵将のマッシモ フィッカデンティ監督が「(今日の試合は)最初の70分と最後の20分に分けたい」と語ったように、ゲームを大きく動かすきっかけとなった重要な1点になった。そして2点目は橋本拳人の逆転弾に続き、相手のミスから生まれた、まさに流れに乗ったゴールだった。

 今シーズンはベガルタ仙台と対戦した3月15日のJリーグYBCルヴァンカップ初戦から、公式戦3試合連続ゴールですでに4得点。昨シーズン、サンフレッチェ広島で決めた19得点越えに向けて順調な滑り出しを見せている。

「今日のゲームを見てもらっても分かるように、たくさんのゴールが動いたけど、ゴールを決めるために非常にアグレッシブに攻めなければいけないし、パフォーマンスを見せないといけない」

 コンディションも、コンビネーションも、まだまだ万全ではないはず。それでも「たくさんのファン・サポーターも、多くのゴールを見ることを期待していると思う」と点取り屋らしく、ゴールへの嗅覚は今年も健在だ。