首位・神戸に対し3ゴールを奪い快勝した浦和だが、ペトロヴィッチ監督は試合内容への不満を隠さなかった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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[J1・5節]神戸1-3浦和/4月1日/ノエスタ

 開幕から4連勝中の神戸を相手に、柏木陽介の2得点などで快勝した浦和だが、ペトロヴィッチ監督は試合後、内容への不満をあらわにした。

 直近8試合(リーグ戦)の対戦成績で、2分け6敗と滅法苦手としている敵地・神戸戦。その影響を感じさせるように、前半から圧倒的にボールを支配しながら決め手を見出せなかったが61分、後半途中に駒井善成が投入されたのを機に、ボランチからシャドーにポジションを移した柏木が先制ゴールを奪取。

 その3分後には、柏木のCKを遠藤航が頭で合わせて加点。終了間際にも宇賀神友弥のクロスから柏木が駄目押しの3点目を押し込み、今季アウェー戦で初勝利を挙げた。

 それでも指揮官は試合後、「今日はポジティブなところを探すのが難しいゲームだった」と切り出すと、「前半は一人ひとりが勝手なことをして、ゲームとしての狙い、ボールの動き方が形になっていなかった」と、試合内容への課題を厳しく指摘。

 あまりに酷い前半の内容を踏まえ、ハーフタイムに選手たちを叱責したというペトロヴィッチ監督の不満は収まらず、「本来目指している内容でもっとベターな戦いをしないといけない。

 日本は結果で評価される風潮があるが、客観的に見てどうなのか。私は内容を見て評価をしたい人間だ。監督として結果だけを求めてやってはいないので、結果だけでなく、レベルの高い内容も求める。勝って良しではない」と続けた。

 神戸の開幕からの連勝をストップし、首位と勝点2差の4位へ浮上した浦和だが、指揮官にとっては決して手放しで喜べる勝利ではなかったようだ。

取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)

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