【警告】神戸=中坂(90+4分)、松下(90+4分) 浦和=武藤(53分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】柏木陽介(浦和)

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[J1・5節]神戸1-3浦和/4月1日/ノエスタ
 
【チーム採点・寸評】
神戸 5.5
球際で後手を踏んでいたとはいえ、失点するまではカウンター狙いの戦い方がまずまず機能。それだけに、一瞬の隙を突かれて立て続けに失点を許したのは悔やまれる。

【神戸 1-3 浦和 PHOTO】神戸出身の柏木が2得点・1アシストの大爆発!
 
【神戸|採点・寸評】
GK
18 キム・スンギュ 6
3失点の責任をすべて押し付けるのは酷だろう。1対1の場面やセットプレーの場面では冷静な対応を見せていたことを加味し、及第点を与えた。
 
DF
6 高橋峻希 6
守備に重心を置きつつも、アグレッシブな仕掛けでカウンターの起点に。豊富な運動量で右サイドを支えていた。
 
5 岩波拓也 5.5
1失点目の場面では、攻撃に圧力をかけてきた浦和のアタッカー陣を上手く捕まえきれなかった。その場面以外では、比較的安定していたが……。
 
3 渡部博文 5.5
セットプレーでゴールを脅かすなど、自慢の高さを随所に生かした。一方で、敵の猛攻を受けた際に守備組織を立て直せなかったのは反省点。
 
23 松下佳貴 5.5
俊敏な動きを見せた関根とのマッチアップでは粘り強く食らいついていたが、徐々にトーンダウン。終盤は易々と背後を突かれてしまった。
 
MF
14 藤田直之 6
正確なパスでチャンスには絡めずも、持ち場の中盤に止まらず、四方八方に動いてプレスを仕掛けるなど、守備面の働きで存在感を示す。
 
7 ニウトン 6(81分 OUT)
自由にパスを回す機会こそ限られたが、力強い守備で健在ぶりを示す。激しいチャージを受けても、巧みにボールをキープする姿は頼もしかった。
 
29 大森晃太郎 5.5(70分 OUT)
3試合連続ゴールに期待が懸かったが、見せ場はカウンターからシュートに持ち込んだ28分のワンシーンのみ。この日はややインパクトを欠いた。
 
15 小林成豪 6
守備時は最終ラインにスライドし、宇賀神の攻め上がりを徹底してケア。攻撃に絡む回数は限られたが、求められた役割はこなした。
FW
21 田中順也 5.5(66分 OUT)
シュートは遠目から狙った前半の1本のみ。守備に重きを置いていたとはいえ、FWとしての働きにはやや物足りなさが残ったか。
 
19 渡邉千真 5.5
中盤でのパスカットから中坂の追劇弾をアシストも、90分を通した出来は平均点より下に。遠藤や槙野らの厳しいマークに苦戦していた。
 
 
交代出場
FW
33 大槻周平 5.5(66分 IN)
前線から果敢にプレスをかけてDFを慌てさせた一方、パスを呼び込むタイミングに課題。前線で起点になれなかったのは残念だった。
 
MF
31 中坂勇哉 6(70分 IN)
物怖じせず果敢に攻めて、今季初得点を決める。劣勢のなか一矢報いるゴールで指揮官の起用に応えた。
 
MF
16 高橋秀人 ―(81分 IN)
1点を追う状況で、2試合連続の途中出場。敵陣の高い位置へ侵入しセットプレーを誘うなど、気迫を感じさせた。
 
 
監督
ネルシーニョ 5.5
守備は組織として機能していたが、攻撃はやや迫力を欠いた印象も。次節以降の戦いぶりで、挽回を期待したい。
 
 
【チーム採点・寸評】
浦和 7
前半はやや停滞感があったものの、交代カードで流れを変え、狙い通りの戦いで勝点3を持ち帰ったあたりはさすが。終盤に失点したが、大崩れする気配はなかった。

 
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6.5
長短のパスを使い分けた正確なフィードはこの日も健在だった。失点シーンは前に飛び出さず、もう少し辛抱しても良かったか。
 
DF
46 森脇良太 6.5
球際での勝負をことごとく制してピンチの芽を摘む。無我な動きがなく、瞬時の判断の良さも際立っていた。
 
6 遠藤 航 6.5
味方と上手く連係を図り、首尾よく守備をこなす。攻撃面では、後方からの正確なフィードで起点になったうえ、CKから貴重な追加点も奪取。
 
5 槙野智章 6.5
局面ごとの判断が冴え渡る。積極的な攻撃参加に加え、カウンターの芽を摘み取る守備での貢献も高かった。
 
MF
24 関根貴大 6.5(82分 OUT)
積極的に仕掛けて、マッチアップした松下を牽制。絶妙なタイミングで味方からパスを呼び込み、攻撃に厚みを加えた。
 
MAN OF THE MATCH
10 柏木陽介 7
2得点・1アシストと大車輪の活躍を遂げる。とりわけ、DFに身体を寄せられながらも、巧みな足技で決めた1点目は素晴らしかった。
 
22 阿部勇樹 6.5
狙いどころを定め、迷いなくプレスを仕掛けて敵の攻撃を遮断。プレーの質、判断には風格が漂っていた。
 
3 宇賀神友弥 6
時折背後を突かれそうな場面もあったが、要所はしっかりと抑えた。チャンスには絡めなかったが、攻め上がるタイミングも◎。
 
20 李 忠成 6(68分 OUT)
前線で積極的にパスを呼び込み、キープ力を発揮。欲を言えば、もう少し背後を狙う動きがあっても良かったか。
 
9 武藤雄樹 6(59分 OUT)
後方からのフィードを収めてカウンターを発動させる。得点はなかったが、DFとの駆け引きを繰り返しながらゴールに迫る動き自体は悪くなかった。
FW
30 興梠慎三 6.5
スペースを突いて2得点に絡む。DFに捉えずらい動きでパスを呼び込み、攻撃を機能させる働きは実に効果的だった。 
 
交代出場
MF
18 駒井善成 6.5(59分 IN)
出場後はボランチに入り、終盤は右ウイングバックを全う。アグレッシブな仕掛けで攻撃を活性させた。
 
FW
21 ズラタン 6(68分 IN)
ゴール前でチャンスに絡むシーンは少なかったが、力強いポストワークでボールを収めるなど、前線で奮戦した。
 
DF
4 那須大亮 ―(82分 IN)
3節の甲府戦以来、2試合ぶりに出場。冷静な対応で神戸の反撃をかわし、クローザーの役割をこなす。
 
 
監督
ペトロヴィッチ 7
駒井をボランチに起用し、柏木をシャドーの一角にシフトさせた後半の交代策が的中。攻撃の停滞感を解消させる柔軟な采配は見事だった。
 
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。